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古書 徳川家康
骨董買取・徳川家康は、江戸幕府の初代征夷大将軍となった人で、戦国時代から安土桃山時代にかけて実在した人物です。織田信長、豊臣秀吉とともに三英傑に数えられている、家康の生き様や名言などに興味を持っている人は少なくありません。そのようなニーズに応えるため、彼の人生訓や金言を記した書籍も数多く出版されております。例えば、古書店などを回れば「徳川家康金言警句集」(原麻紀夫 著)〔青年書館〕という本が見つかることもあるでしょう。それらの書籍を紐解くと、家康は、七難八苦と言われるこの世の本質をしっかりと見極めていたことが伺い知れます。つまり、彼は、現生を、楽なものとしてではなく、苦しみが多いのを前提として生きるべきだと考えております。そのようにすることで、苦しみの心が麻痺した結果、死をもおそれない平常心を培うことが出来るということです。そうした彼の心意気を感じられる名言達の根底には「負けることを知ることも重要」というがあります。ここで重要なのは、家康は、そのように現世が「修羅界」であることを悟りながらも、決して逃げることなく、自身の弱点を、知恵を使ってカバーし、長期的視野に立って敢然と立ち向かおうとしている点です。つまり、自分の悲運や艱難辛苦を嘆くことはた易いものの、そこからどう活路を見出すかを考えることは難しいと思われます。そして、たとえそのような方法が見つかったとしても、それを実践するのはもっと困難なことでしょう。家康の生きた時代と、現代とではさまざまな要素が大きく異なっております。しかしながら、私たちの身の回りには、楽しいことや嬉しいことばかりではなく、苦しいことや辛いことも数多く存在します。そうした中で、家康の考え方から我々が学ぶべきことは多いように思われます。