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骨董買取 笛
骨董買取の中でも取り分け人気の高いのが、笛です。笛というと、小学校の時などに使うリコーダーなどがイメージされますが、実に様々な種類が存在しており、日本は元より世界中にも点在している人気の骨董品です。笛は、気流によって音が流れるという仕組みで出来ています。
音楽用に使われるものが一般的ではありますが、警報や合図などにも用いられる事が多く、エアリード構造と呼ばれるものが多いのが特徴的ではないでしょうか。骨董品としての笛は、奈良や平安時代において雅楽の管楽器であると言われており、笙や篳篥に高麗笛、神楽笛など様々なものに用いられていたのが特徴でもあります。
当時、種類が豊富にあったため、笙と篳篥にいたっては区別されることとなっていたようです。もちろん、神楽笛などは大和笛などと呼ばれるようで、これもまた強い人気を誇っていたと言われています。大陸から龍笛であったり、高齢笛が伝来する以前に、国内には笛自体が存在していたと言われています。さて、そんな笛なのですが、源氏物語にも再三登場している事が知られています。
尺八なども笛の一種ですし、骨董買取においても非常に高い人気を誇っています。そんな中、村上天皇に一条天皇が笛の名手であることが知られています。当時の男性貴族においては、笛を上手にふけること自体が、たしなみであったと言われているのです。骨董買取において、どういった部分が買取のポイントとなってくるのかと言えば、間違いなく歴史感もそういですが、種類にもよります。
実は、非常に笛の種類は多く、その種類で価格も大きく左右しています。先程、紹介した神楽笛に龍笛、能笛に篠笛、高麗笛などもそうです。明笛などは明朝の楽器であり、1629年に日本に伝来したと言われる非常に歴史ある有名なものです。また、清笛、竽、簫など素人目にはパッと見て判別ができない繊細なものもあります。もし、自宅などに笛がありましたら、鑑定してもらっても良いかもしれませんね。
八光堂では骨董を高価買取中です。