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茶道具買取 玉置保夫

玉置保夫

 玉置保夫は現在4代目まで続く伝統ある窯元の一族です。美しい美濃焼を生み出すことでも知られている玉山窯は、現在でもファンの多い注目の窯元として名を知られています。玉置保夫は現在の4代目が伝統を守りながらも、斬新で新たなアプローチで様々な作品を手掛けています。玉山家には秘伝と言われる技法があり、そういった伝統の技も駆使しているのですが、デザインに関しては最先端のものを追求しています。現代の暮らしの空間に無理なく馴染む陶芸。これをモットーとして、常に使う立場の人間のことが考えられた、そんな作品作りが玉山窯の大きな特徴のひとつではないでしょうか。
 玉山窯を現在守っているのが、4代目で1941年に生まれています。岐阜県立陶磁試験場で修行を積んでおり、五代目加藤幸兵衛窯に師事し、本格的に陶芸の世界で身を置く決意をします。襲名後、数々の賞を受賞したことでも有名です。東海伝統工芸展最高賞に始まり、日本陶磁協会賞など、陶芸家であれば誰もが憧れるであろう賞をいくつも手に入れているのです。
 玉山窯では様々な焼物を焼いています。美濃焼を基本としながらも志野焼、織部焼、黄瀬戸焼の出来映えは評価が非常に高く、玉置保夫は茶道具買取の世界でも一目置かれる存在として知られています。そのためか、4代目は特に織部焼に力を入れることで、数々の名品を生み出しました。その功績が認められ、2002年「織部」で多治見市重要無形文化財保持者に認定。その地位をより確固たるものとし、現在の玉山窯の歴史に新たな功績を残したのです。鼠志野オリベ椿組茶碗に鼠志野オリベぶどう文カップ&ソーサー、鼠志野竹文四方大皿など、玉山窯を代表するような斬新で美しい織部焼の数々。これからも、玉山一族の陶芸の歴史は深まりを見せ、最高の作品を生み出していくのではないでしょうか。