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「林恭助」
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林恭助
「曜変天目」の再現に成功し、陶芸界に新しい風を吹き込んだ努力の人物が林恭助です。多くの作品を作りながら、どこにも無い新たな世界を陶芸家として表現する現代陶芸家の一人であり、幅広い業界の人物から支持の厚い、今注目の作家のひとりとして名高い人物です。岐阜県土岐市に生まれた林恭助は、土岐市立陶磁器試験場に研修生として入ります。研鑽を日々積み上げ、自分の作品を積極的にデザインコンペなどに応募するなど、独立を目指して努力を続けました。その才能が開花するのも早く、第30回陶磁器デザインコンペに入選など、早くからその才能が注目されるようになりました。その入選により自らの才能に溺れることはなく、常に新たな技術を磨く為に、人間国宝・加藤孝造らに師事して伝統的な技法も学びました。それからも、数々の賞への受賞を経験しており、話題の作家として名を馳せました。 しかし、劇的にその名が広まることはなく、優秀な陶芸家のひとりとしての地位を守り続けた、という状況が何年も続きます。
星のような紋様を浮かばせる美しくも幻想的な技法
林恭助の名前を陶芸界に轟かすこととなったのが、曜変天目という作品の存在でしょう。中国で焼かれた茶碗で、現存するものが3点ほどしかない、幻の焼物と言われており、再現はもはや不可能とされていました。しかし、奇遇にもその作品の全てが日本に存在したため、林恭助は研究を続けることができました。星のような紋様を浮かばせる美しくも幻想的なこの技法。誰もが再現に挑みましたが、再現には及ばず、800年ぶりに林恭助が曜変を作り出すことに成功したのです。岐阜県知事表彰を受けるなど、陶芸界に衝撃を与えることとなったのです。茶道具買取でも、林恭助は注目の作家となっています。まだまだ研究が続けられていることからも、今後、発表されていく作品も高価買取となるので、注目でしょう。八光堂では茶道具を高価買取中です。>