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「日本画 小谷津雅美」
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日本画 小谷津雅美

小谷津雅美

日本画 小谷津雅美は1933年に生まれました。昭和期から平成にかけて活躍をし、現在でも数多くの有名作品を生み出す画壇です。画家を志し、研磨を重ねて生きますが人世を変えるキッカケとなるのは1955年に出会う安田靫彦に師事したことでしょう。ここで、数々の絵画思想や技術を会得した小谷津雅美は院展への出品をし続けるようになります。5年後の1960年、院展に出品した作品が奨励賞を受賞することになります。この賞をキッカケに1963から1991年にかけて、幾度となく奨励賞を受賞し続けるという素晴らしい経歴を築き上げています。そんな小谷津雅美ですが、幾度となく出品していることで、自らの画風への工夫の仕方にも毎回こだわっています。通常の岩絵具で始めは描いていきます。大分描き上げてから、じっくりと張り、もう一度絵具で仕上げていくという独特な技法で描いているのです。そんな、小谷津雅美の作品なのですが、非常に美しい風景画を描き、見る者の心を掴む作風が特徴です。そして、花を対象に描く作品も多くあり、その独特の技法で描かれる立体的な作品は鮮やかな艶やかさを放ちます。「長春花」では、何度も塗り重ねられたであろう、ハッキリとした輪郭の花と背景の構図で仕上がっている作品です。グリーン、ホワイト、レッドと非常に個性の強い色合いでまとめられていながらも、バラバラにならずむしろ、ひとつひとつの色合いが際立ち溶け合うという不思議な魅力を持つ作品になっています。可愛らしく、愛らしいフォルムで象られる花々が何度見ていても飽きず、小谷津雅美の人柄をい表すかのような人懐こい印象すらも感じることができるのです。院展の同人に推挙されている小谷津雅美ですが、2006年の第91回展で内閣総理大臣賞を受賞し、院展の中心的存在の画家として活躍を続けています。雅趣味溢れるような、美しも艶やかな世界観を作り、独自の道を突き進んでいる小谷津雅美。日本の美術界に未だ、新しい風を送り続ける革命児なのです。