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「茶道具買取 永楽家 [初代] 西村宗禅」
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茶道具買取 永楽家 [初代] 西村宗禅

 茶の湯に欠かす事のできない、大切な道具土風炉。この土風炉を生み出す焼物師として、数々の名声、そして功績を残したのが永楽家です。この永楽家は、千家十職の一家でもあり、数多くの名作を依頼されては生みだしていた人物でもあります。数百年前に初代がこの永楽家を作り上げて、今後も名を馳せて行くのではないでしょうか。
 初代は西村善五郎と名乗ります。1558年まで生きている事は分かっていますが、生まれた年は分かっておりません。初代の西村善五郎は、土風炉師・善五郎として当時の茶道業界で名を馳せており、今の永楽家を築く、大切な人物でもありました。初代の西村善五郎は、通称善五郎と呼ばれていた事から、多くの人々に親しまれていた事が分かっています。さらに、その技術は高く、様々な号を授かっては制作を続けており、見事な土風炉を造りだしていたようです。その号も多種多様であり、宗禅や宗印、宗義・寄翁といいます。さらには、法名を宗也としており、精神性の高い活動を続けていたと知られています。大和国西京西村に移住を決めてからは、主に春日大社の器を制作する事から始めていたようです。

焼物の見極めなどに非常に優れた目を持つ

 西村という姓をこの頃から名乗っていたということで、結果的には将来西村善五郎という名で通用していく事になったのではないでしょうか。焼物の見極めなどに非常に優れた目を持っており、その実力はやはり当代1であった、と言われています。晩年は、武野紹鴎の好みの土風炉を中心に制作する事に尽力します。また、この土風炉の出来が素晴らしかったことからも、当時の茶人達にも注目されていたとの事です。初代、西村善五郎の作品は、茶道具買取でも高く評価されています。