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骨董買取 欄間
和室などに欠かす事ができない部分として欄間があります。この欄間なのですが、部屋への採光であったり、風通し、装飾という部分からの目的から設置されています。場所としては、天井と鴨居の間の開口部分であり、部屋と部屋の境目、そして部屋と廊下、縁側の境目などにも用いられます。機能的な部分であれば、採光や風通しの部分が主な目的でもあるのですが、基本的には装飾として使われることもあり、卓越した美しいデザインのものなども数多く存在しています。
透かし彫りの彫刻などを施したものもありますし、障子格子、板などをはめ込むこともあります。種類も様々で、オーダーメイド品なども可能なので、自宅によってはこの欄間は違ってくるとも言われています。さて、そもそも欄間がつけられるようになった時代は、奈良時代までにさかのぼっていきます。
最初の目的としては、寺社建築などにおいて採光などを確保する目的があったようです。そのためか、平安時代などの絵巻などを見ると、この欄間の原型などが描かれているのです。そして、この寺社で使われていた欄間なのですが、素晴らしいということもあり、貴族などの住宅にも取扱われるようになっていきます。さらに、江戸時代になってくると、住宅の技術も発展していった事からか、一般的な住宅にも使われるようになってきており、そこから日本建築の基本のものとして、欄間が取扱われることもあったのです。
この欄間なのですが、実は有名な産地が存在していることをご存知だったでしょうか。一般的には、富山県の井波欄間に井波彫刻、さらには大阪府の大阪欄間が有名であると言われています。富山県の井波欄にいたっては、1975年時に伝統工芸品の指定がなされており、骨董買取においても非常に評価が高いとされていまる。もちろん、こういったブランド品などでなくとも素晴らしい欄間は多くあります。もし、お持ちであれば一度骨董買取に欄間を持ち込んでみてはいかがでしょうか。
八光堂では骨董を高価買取中です。