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「鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)」
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鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)
生涯を芸術に捧げた鹿子木孟郎
20歳のとき、文部省の洋画家検定試験を受けて首席で合格。中等教員図画科免許状をもらいます。長兄がこのころ亡くなり、彼の肩には家族を養わなければならない責任がかかりました。滋賀県の中学校助教諭を経て、三重県津市の教員に赴任。後輩に赤松麟作がいます。鹿子木孟郎は3回フランス留学をしており、アメリカ、ジブラルタル、シべリア、マルセイユなど、各国を周り、研鑽を積みました。フランス留学では、ジャン=ポール・ローランスに師事し、アカデミズムを習い、自分の画風を築いていきました。彼の習作の「津の停車場」は、日本が近代化に沸く明治30年代のころの現実があります。駅舎や鉄道を主題に扱った最初のころの作の一因になったからです。彼が新妻を写生した場所は「駅舎」であるという背景に日清戦争と日露戦争の間の近代日本の姿が隠れていることも事実であります。 フランス帰国後は、京都に居を構え、制作活動と京都高等工芸学校、画塾「アカデミー鹿子木」で後進を指導しました。1941年、亡くなるまで関西美術院長や帝展の審査員をつとめました。事前査定でもっと便利に
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