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「掛軸 中島虎威」
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掛軸 中島虎威
日本画でしか出来な表現。この表現を求め続け芸術活動を続けている画家が、掛軸買取 中島虎威です。筆を一切使わない技術を用いた作品の「夏の終わり」など、日本画への新しい挑戦には定評があります。さて、そんな中島虎威なのですが、日本画家の中島多茂都の二男であることは有名です。 戦後活躍を果たしていた父親の背中を見て育った中島虎威は、自然に絵画の道へと進むことを決めます。高校卒業後には、本気で画家への道を志し、東京藝術大学に入学します。そこで、日本画の基礎を一から学び、卒業後には、院展への出品を続けます。 第52回院展に出品した「城門」が初入選を果たし、それからは何と以後17回入選という偉業を成し遂げています。こういった功績もあり、院展を中心に活躍を続けて行くのですが、伝統を思んじる院展への感謝はあれど、どうしても自らの芸術を自由に作りたいという思いが強まり、結果的に院展を離れていきます。それからというもの、個展を中心に活動の場を拡げて行くことになります。2000年の、県南の日本画作家展 茨城県近代美術館を期に、同年に日本美術院を退院し。その後は茨城県を中心に活動をしていきます。翌年の第2回現代茨城作家展に、2004年には、つくば日本画作家展を茨城県つくば美術館にて開催、さらには2005年にTX開通記念つくば美術展を茨城県つくば美術館で開催するなど、精力的に自らの芸術を個展という形式を通して発信し続けていきます。その活動と功績は、年々認められて行き、2009年に、第45回記念・亜細亜現代美術展で、フジテレビジョン国際賞受賞会友に推挙。2010年の第46回・亜細亜現代美術展 亜細亜美術交友会優秀賞を受賞しており、結果、会員に推挙されます。アメリカなどでも精力的に個展を開催し続けており、国際的にも有名な画家のひとりとして知られているのです。中島虎威は、掛軸買取においても非常に人気がある作家です。自らの地位に慢心することは無く、常に芸術を求めていき続けたその姿勢こそ、彼が日本画の大家として名高く名声を轟かす、重要なポイントなのではないでしょうか。
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