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日本画 小林巣居人
日本画 小林巣居人は1897年に生まれました。茨城県出身の小林巣居人は振興美術院創立の同人として活躍していました。数々の名誉ある賞を受賞し、日本美術界の画壇として広く知られています。そんな小林巣居人の作風は抽象的でありながらも本質を射抜いた独特の作風を描き故郷である茨城県の田園風景などを多くモチーフにしています。先に画家として生きるとこを志す小林巣居人はまず平福百穂に師事をして日本画の魅力に取りつかれていきます。平福の元で絵画技術を研磨していく小林巣居人は、再興院に出品を重ねていきますが、自由で拘束のない精新とした芸術を目指したいとして脱退します。後に、新興美術院を結成し、生涯新しい絵画の発見に尽力を費やし、現役であり続けて生きます。茨城の風景を描く小林巣居人ですが、その独特な目線と筆遣いには定評があります。普段であれば、見逃してしいまうような、何気ない日常の一齣に注目して独自のモチーフを描く小林巣居人の作品は詩情に溢れており、生命力を感じる大地の喜びを表現したような作品となっているのです。そんな小林巣居人の作品の中の一つ1977年に制作された「春雪」は春の訪れの近づきに喜びも束の間、優しくキャンパスに降り注ぐ柔らかい雪の数々を小鳥達が眺める作品です。その哀愁漂う物語り性とは裏腹に、何とも愛らしい小鳥たちの姿や淡く、幻想的とも取れる色彩の広げ方にバランスの取れた構図など、見事という他ない素晴らしい作品になっているのです。日本画でありながらも、どこかモダンな雰囲気を残す、新しくも斬新な作品であるとも受け取れます。小林巣居人は子息に日本画家の大家である、小林恒岳がいることでも有名です。父子ともども、美術界では大きな評価を得ており、現在でも様々な方面で称讃を浴びていることでも名を馳せています。自らの芸術を高みに極めるため、枠組みを外し、常に前進して世の中に君臨し続けた小林巣居人。彼の芸術に対する強い思いや、精神は現在の若い芸術家たちに感銘を与えている事でしょう。
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