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「洋画 和田英作」
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洋画 和田英作
美しい風景画、独特の視点で描かれる油絵など数々の芸術作品をこの世に残している希有な画家が洋画買取 和田英作です。写実に優れながらも、郷土愛を感じさせる優しい筆遣い。そして、繊細で果無いバランスの取れた技法で多くの人々を魅了しつづけています。和田英作は、鹿児島県垂水市で和田秀豊の長男として1874年に生まれています。幼少の頃は、田村直臣牧師の自営館に寄宿しながらの生活、という決して恵まれた環境での生活ではありませんでした。しかし、鞆絵小学校、明治学院と学問を学び成長していきます。この頃より、絵を書く事を非常に好んでおり、その才能を本格的に伸ばしていくために上京を決意します。そして、東京美術学校に入学を果たし絵画の道を究めんと、日々研鑽を続けて行きます。さて、東京美術学校だけでなく幅広く絵画を学ぼうという姿勢の強かった和田英作は、原田直次郎、黒田清輝という当時の洋画界の最高峰の画家に師事をしています。厳しい修行の毎日は充実しており、徐々に才能を伸ばしています。さて、在学していた東京美術学校に初めて洋画科が開設された時、実は和田英作は助教授として就任しています。しかし、何かが合わなかったらしくすぐにその職を辞している事が分かっています。それ以降は、同校の4年生に編入入学をしており、学ぶ立場として同校に残ることを決めています。その洋画に対する熱心な気持ちと対応を買われ、1900年には文部省留学生として欧州に留学をしています。その留学中に、本場の洋画を多く体感し、より自らの作品作りへ強い刺激として吸収を続けます。帰国後には、東京美術学校教授として返り咲き、自身の活動も合わせながら、日々研鑽を続けて行きました。助教授を辞している、という背景がありながら、熱心な教育方針で数多くの洋画家を輩出させ、東京美術学校校長にまで上り詰めます。文化勲章を受賞している他、慶應義塾大学図書館ステンドグラスなど日本美術界に高い貢献を続けていた、素晴らしい洋画家の1人として今でも知られています。
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