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茶道具買取 小川長楽

小川長楽

 小川長楽は、現代も続く陶芸家の系譜あり、多くの有名な作品を残しつづけた名陶でもあることで知られています。初代小川長楽は1874年に小川左右馬法眼源正幸の次男として生まれています。幼少の頃より、陶芸の世界に強い興味を抱いており、11代樂吉左衛門に師事をして陶芸の基礎を学んでいます。陶芸の世界に一歩足を踏み入れたことにより、更に陶芸の魅力に取り憑かれていき、弟子入りして8年後には12代樂吉左衛門の命により、青年でありながらも独立を果たす事となったのです。そして、自らの芸術を極めんと日々努力を重ね、最終的には建仁寺派4世竹田黙雷より「長楽」として、 裏千家13代圓能斎宗室より「長友軒」という号を授かったと言われています。窯は京都・五条坂、若宮八幡宮に作っており、京焼としての制作をここで本格化させていきました。そして、制作を続けていくうちにより品質の高い作品を手掛けたいと思い、より質の良い陶土を求めて京都市左京区岡崎天王町に窯を開くこととなります。慶入や弘入の写し物を得意としていたようで、伝統的な作風の中に独特の創意を詰め込んだ新しいアプローチは、多くの人々に感銘と衝撃を与えていったと言われています。
 小川長楽はこの代で途切れる事はなく2代目小川長楽へと続きました。2代目は、初代の長男であり幸一という名でした。1940年に、建仁寺派5世竹田穎川より「景雲」の号を授かっており、1955年には白楽、焼貫七彩釉の焼成に成功し、大きな評価を得ることとなります。清水焼団地に住み、そこへ窯も移動しており、作陶生活を続けたと言われています。3代目も数多くの作品を残していますが、その独特の造形美とデザイン性の高い表情は、どこかモダンです。今後も数多くの作品を手掛け、そして美しく斬新なものを見せてくれるに違いありません。今後の活躍も期待していきましょう。 小川長楽の作品をお持ちの方は一度茶道具買取に出してみてはいかがでしょうか。