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茶道具買取 樂吉左衛門 [四代]一入

樂吉左衛門 一入

長次郎七種や長次郎新撰七種、長次郎外七種などの名品を生み出した、初代樂吉左衛門。その伝統を今でも引き継ぐ、千家十職の一家でもある樂吉左衛門は、国内のみならず世界的にも有名な茶碗師として注目されています。革命を起こした2代目と3代目の樂吉左衛門が、新たな茶道具の世界を切り開いた事で、樂吉左衛門の名が上がっていきます。特に3代目は名工とも言われており、斬新な紋様を描く独自の技術を開発して話題となります。その、高く名声を轟かした樂吉左衛門の名を、より盛り上げたのが4代樂吉左衛門・一入です。3代樂吉左衛門の長男として生まれており、幼少の頃より3代目の仕事ぶりを見ながら育って行きました。 名は、佐兵衛といい、後に号を一入としています。父の作る独創的であり、華やかな茶碗に心を奪われ、一時期は同様の作品を手掛けて行きますが、後にその作風が一気に変化を遂げて行きます。初代が目指した趣ある侘を感じせる瀟洒で穏やかな作風。こういった、落ち着きのある作品づくりへと傾倒していったのです。 長次郎茶碗を再現するような、端正なその技術力は当時の茶道具界でも高く評価をされており、3代目とはまた違う新たな世界観を手に入れる事に成功したのです。さらに、樂脇窯「玉水焼」を創始。紀州徳川家に献上するなど、名誉ある仕事なども多くこなしていたと言われているのです。

他に無い独自の主張を入れた才能

さて、そんな4代目の樂吉左衛門・一入なのですが、独自の技術と呼ばれているんが「朱釉」です。朱色の釉が、美しく輝く黒釉に混ざりあることで、また新しい世界観を築き上げ、多くの名作を作ります。趣のある雰囲気の作品というだけではなく、そこにはどこか他に無い独自の主張を入れた才能が讃えられています。 4代樂吉左衛門・一入の一入の号なのですが、5代目、宗入に家督を譲り、隠居を決めてから名付けました。今後、4代樂吉左衛門・一入の作品も大きな評価を獲得していくでしょう。目が離せない、作家の一人です。 茶道具買取においても四代樂吉左衛門 一入の作品は注目されるでしょう。