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「茶道具買取 永楽家 [7代] 西村宗順」
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茶道具買取 永楽家 [7代] 西村宗順

 茶道具の歴史を守り、そしてその技を今も尚脈々と伝承しているのが、西村善五郎です。京都の千家十職のひとつとして数えられる、この仕事は数多くの功績を茶道の時代に残していた、由緒正しいものでもあります。
 初代が残した功績を2代目、3代目と引き継ぎ、苦しい時代を乗り越えながら新たな芸術性を持たせた作品を多く造る、そのような活動を続けていた事が、今でも知られています。7代目も多くの功績を残していますが、7代目西村善五郎が生まれた時期は現在も分かっていません。後の号を宗順としています。西村宗順として晩年も活躍をし、その心温まる数々の作品には、多くの人々が心を動かされています。

多くの功績を残した7代目西村宗順

 時代は西村善五郎の繁栄してきた頃です。実は、先代6代目、5代目の頃に土風炉の流れが大きく変わりました。今まで作られていた土風炉の重きが、奈良から京都に移ったのです。そのため、京都で土風炉師として活躍をしていた、西村の名は瞬く間に広まっていき、結果的に多くの功績を集める結果となったのです。
 そんな流れを汲んでいた7代目の西村善五郎は、千家の中でも西村善五郎の地位が飛躍的に高まった事から、移住した下京から三千家に近い、上京へ移る事になります。時代の流れもありますがそこには確かな技術と創作無しでは成し得なかった結果なのです。