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「茶道具買取 長野垤志」
のご紹介

　釜師として数々の名品を生み出してきた人物が、長野垤志です。現在では2代目が当代として活躍をしており、数多くの展覧会などでも評価の高い作品を生み出しています。初代長野垤志は1900年に生まれています。 昭和を代表する釜師として活躍をした人物で、茶の湯釜への研究に余念がなく、茶の湯文化を日本に広めるように尽力したことでも知られています。山本安曇に師事し、名古屋の釜師伊藤一正に憧れて、研究を深めました。

昭和を代表する釜師

　昭和38年に人間国宝に認定されました。「あしやの釜」「天命の釜」などの著作が出ており、茶釜を愛する人物としても多くの人々から支持を得ていたことがわかります。長野垤志の当代は、現在2代目となっています。初代長野垤志の次男として1941年に生まれており、幼少の頃より茶道具の世界に触れながら育ちました。 そして、自らも父親の跡を継ぐと決意して茶の湯を研究。1970年には、日本伝統工芸展に初出品しています。その後、日本伝統工芸展受賞で受賞２回、日本伝統工芸展の金工新作展 の受賞も２回、日本伝統工芸展東京支部展に受賞すること３回。数多くの功績を残しています。

侘び寂びを感じさせる素晴らしい長野垤志の世界

　日本伝統工芸展での鑑査員や、金工新作展での鑑査委員。さらには、日本工芸会正会員、埼玉県展運営委員など初代と同じように、茶の湯文化を広めるために尽力しました。また、「グループ鋳人」で活動をしており、同人、壺中居、和光、資生堂ギャラリーなど数々のギャラリーで定期的に新作を発表しています。 2001年に、長野垤志を襲名以降も、侘び寂びを感じさせる素晴らしい作品を多く生み出しています。第４６回日本伝統工芸展鑑査委員や高崎芸術短期大学講師など、後進への教育にも力を入れており、今後も活躍が期待されています。茶道具買取においても長野垤志の作品は注目されるでしょう。