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「村瀬治兵衛」
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村瀬治兵衛

村瀬治兵衛 初代作

 美しく造形的かつ日常に溶け込む。日本最高と言われる技術力を持つ天才漆芸工芸家の村瀬治兵衛。名古屋の木地師の名門であり、代々名を襲名している、由緒正しき漆芸家の人物です。3代目の功績が特に高く評価されており、その作品の造形力は息を呑む美しさのものばかりです。さらに、薄手と荒挽きの両方を使いこなす器用さがあり、魯山人の器などを作っていた初代の功績も、茶の湯の世界では有名です。東京に転居後、2代目を襲名した村瀬治兵衛は、根来や独楽塗を得意としていたようです。

侘を感じさせる作品

 初代から2代目と、自らの世界観を完全に確立していながらも、3代目の活躍が注目されています。造形的な技術を最大限に用いた、侘を感じさせる作品には、多くの人々の心を魅了しました。光沢感など、表面へのアプローチも他の作家とは、一味も二味も違っており、新たな芸術世界を我々に教えてくれているような、そんな風景を見ることができるのです。

研鑽を続ける3代目村瀬治兵衛

 3代目は昭和32年に東京都に生まれました。家業が漆芸工芸だったため、幼少の頃よりその仕事を目の当たりにしてきました。自らもこの道を極めるため、東京都立芸術高等学校入学、同校卒業後に、東京造形大学の彫刻科に入学します。ここで基礎を学び、独立を目指し卒業後も研鑽を重ねました。平成13年に3代目治兵衛を襲名することに。新たな作品作りに意欲的だったため、個展を中心に作品を発表しました。また、平成22年には東京国立近代美術館 「現代工芸への視点 茶事をめぐって」へ出品。現代の工芸作家として、世界的に注目されているのです。今後、茶道具買取でも村瀬治兵衛は高価買取となります。注目し続けるべき人物なのです。