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「日本画 荒井寛方」
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日本画 荒井寛方
そんな荒井寛方の人生の転機となったのは、三渓園での詩人ラビンドラナート・タゴールとの出会いでしょう。タゴールに招かれたインドの地でアジャンター石窟の壁画を模写し、その芸域を広めるとともにこうした文化財の貴重な価値を後世に残すという使命感を得たのかもしれません。帰国後は仏画の制作だけではなく1940年(昭和15年、62歳頃)から「法隆寺金堂壁画」の模写事業を引き受けたのもインドでの体験があったからに違いありません。それ以降、住まいを法隆寺近くの斑鳩の里にある阿彌陀院に移し、模写に力を注ぐ晩年でした。しかし昭和20年、志半ばで病に倒れ帰らぬ人となってしまいましたが、事業は継承され、さらに長い年月を重ねて複写されていきました。このおかげで法隆寺が火災に遭い消失したにもかかわらず復興を見ることが出来たのは、ひとえに彼の複写事業があったからこそです。
今改めて荒井寛方の代表作「観音」を見ると、おだやかで気品にあふれた荒井寛方の画は、私たちの心を優しく包み込んでくれるようであります。
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