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日本画買取 村上華岳

村上華岳

椿や空山清高之図、観世音菩薩施無畏印像など、精神性の高い日本画を多く描いていたのが、村上華岳です。大正から昭和期にかけて活躍を遂げた、日本を代表する画家のひとりとしても、広く知られている人物です。その天才的な想像力と構図、そして筆遣いなどは、当時高く評価されていたのですが、神戸に移り住んでからというもの、京都の画壇とは、ほぼ関わりを持つ事は無く独自の世界を探求し続けています。

ミステリアスで異様な雰囲気を放つ作品が多い

村上華岳の日本画は、どこかミステリアスで異様な雰囲気を放つ作品が多く、裸婦画などもそのひとつです。日本画らしい線の細さと繊細さ。それでありながらも、豊かで暖かみのある女性の人物像を完全の捉えきっており、まさに村上華岳だからこそ描く事ができる、そんな作風となっているのです。また、山水画や牡丹図なども手掛けており、水墨にプラチナ泥を混ぜ合せた、独特の画材で描くというアプローチもこなしています。 従来の日本画が持ち合わせていた伝統的なタッチとは、また別の世界観を差ししめす事により、唯一無二の存在を確率していた、希有な作家だったのではないでしょうか。さらに、村上華岳といえばモノクロームで小品が多かった事でも有名です。

強い精神性を持ち合わせていながらも、病弱だった村上華岳

誰よりも強い精神性を持ち合わせていながらも、病弱という事で体力的に大きな規模の作品は、多く手掛ける事ができなかったのではないでしょうか。そんな病弱な、村上華岳。エピソードとしては国画創作協会に入っていた時に、多くの仲間達は渡欧を果たしているのですが、村上華岳は喘息の悪化に伴い参加できなかったと言われています。 画家としての、大きなチャンスを病気で逃してしまう事は、とても残念でなりません。しかしながら、内に籠る事により、逆に誰のモノマネでは無い、村上華岳らしい作品を生み出す事ができた事も事実ではあります。今後、日本画の世界でもより高く評価され続けるだろう、日本画買取・村上華岳。様々な作品を今一度、評価対象にすべきです。