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「楽焼[五代]_宗入」
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楽焼[五代]_宗入
従って作風は長次郎に準じており、小ぶりの作柄が多く、厚造りで口縁はむくりとしており、胴にも変化をつけません。そのために全体としては重い印象となっています。釉薬も同様に本来の赤・黒を中心に、長次郎の釉薬使いに倣おうとしています。その過程で生まれたのが、後に「宗入のカセ釉」と呼ばれる、地肌を思わせる粗い手触りの釉薬です。三代目・四代目が好んだような溶け出した釉薬が放つ光沢や、飴釉を使うことはほとんどないため、その作品は長次郎作と同じように鈍い光を放つものばかりとなっています。その作は長次郎には遠く及ばないとされながらも、三千家で起こった利休回帰の運動とも連動し、その閑寂の風合いが大変に好まれたそうです。
便宜的に道号の宗入の名を記していますが、これは本来、晩年の剃髪後に名乗る名前です。宗入の場合、剃髪時に「宗」の字を、当時の表千家宗匠原叟宗左、覚々斎から頂戴したものと言われています。そのため晩年に数の茶碗として知られる「黒二百」または「癸巳(きし)二百」が作られた際には、覚々斎が箱書を書いています。黒楽を中心に、そのほか交趾焼、織部風のものも多く作っていますが、焼物に対する評価は、楽家歴代の中では比較的低いほうでしょう。対して、楽家の記録を取りまとめた「宗入文書」を記したことが高く評価されています。これは、先代一入からの口伝を元に、初期の楽家家系図をまとめた三通の文書からなっているもので、楽家の歴史を語るうえでの最重要文書と目されています。現代に伝わる長次郎やその父の出自の情報などはすべてこれに拠っています。
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