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茶道具買取 乾山
茶道具界で欠かすことが出来ない陶芸が乾山です。窯名としてこの名が使われており、多くの陶芸家達によって生み出される乾山は、今もなお多くの人々を魅了し続けています。乾山というのは江戸時代に陶工として活躍していた、尾形乾山の創始したものです。
数々の号を用いていた尾形乾山
京兆逸民や華洛散人、習静堂など、数々の号を用いていた人物で、作品群はかなりの数のようです。とは言え、その作品は現在も注目されており、高価になることは間違いありません。尾形乾山は京都に生まれています。呉服商を営む実家に生まれ、権平という名を付けられました。尾形乾山の兄は、尾形光琳であることは、あまりにも有名で、芸術一家であったことも、尾形乾山の名を上げているひとつの要因でもあるのです。二条綱平が鳴滝泉谷の山荘に窯を与えたことが、大きな転機となった
兄である尾形光琳は、父の遺産を手に入れた後、派手な生活を続けていたようですが、尾形乾山は地味な生活を送っていたようです。陶芸は、仁清から本格的に習い、実力を上げていきました。37歳の時に、尾形兄弟の才能に目を付けていた二条綱平が京都にある、北西・鳴滝泉谷の山荘に窯を与えたことが、大きな転機となったようです。そこから、尾形乾山は作品作りに没頭するようになり、自由な発想と造形力で素晴らしい作品を手掛けました。また、尾形乾山の生み出した器に絵を付けたのが、兄である尾形光琳であるため、兄弟の合作も非常に多いようです。乾山は、茶道具買取でも高く評価されており、とても高価です。武蔵野隅田川図乱箱、白泥染付金彩芒文蓋物など、乾山を代表する作品は、現在でも大切に保管されています。今後も、数多くの陶芸家が乾山を生み出すことでしょう。どういった発展が遂げられるのか、常に注目されています。八光堂では茶道具を高価買取中です。