人気作家
「茶道具買取 鈴木五郎」
のご紹介

　数々の賞を受けながらも、個展を中心に発表を行ってきた人物が、鈴木五郎です。素朴でありながらも、現代的なアプローチを持つ作品は、世界的にも注目をされており、バランスの取れた絶妙な色気もまた人気となっています。 鈴木五郎は1941年に愛知県豊田市に生まれています。幼少の頃より数多くの作品を目にすることが多く、少しずつ作品づくりへの思いが芽生え始め、陶芸を学ぶことになりました。多くの陶芸家が誰かに師事し、成功するまでに時間を要すると言われているなかで、16歳という若さで作陶生活をはじめます。しかし、そう簡単には陶芸の世界で花開くものでもなく、日々の厳しい修練に絶えながらも、一流作家を目指して努力を続けます。その努力は1962年に出品した作品が日展に入選したことで実を結びました。ついに、プロとしての陶芸家の道を歩むこととなり、製作にも益々力が入っていくようになります。
　鈴木五郎は1963年にアジア陶芸展へ出品した作品が、朝日陶芸展静岡県知事賞受賞を受賞するなど、大きな功績を残すことになります。また、1969年からはアメリカへの陶芸視察を行うこととなり、ロサンゼルスの「Q」での個展も開催します。そこでも高い評価を得て、海外での活躍がこれをきっかけに始まります。朝日陶芸展での受賞を機に、ロードアイランド美術学校への招聘が決まり、その腕により磨きをかけていきます。国内だけでなく、海外でもアートという側面の作品作りを学んだことで、アート寄りの陶芸作品を作ることが多くなりました。それ以降は、国内を中心に個展を開催します。地元の名古屋での個展が多く、その巡回展なども全国的に開催しています。また、ギャラリーでは、各ジャンルに応じた展示をしており、茶道具なども積極的に手掛けているのです。鈴木五郎は、茶道具買取においても非常に評価の高い作家となります。今後も、多くの人々に感動を与える作家となるでしょう。