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骨董買取 蒔絵
漆で文様を描くことで、繊細で華やかな世界を表現する技法が蒔絵と呼ばれるものです。金銀粉を付着させることにより、きらびやかで日本的な要素を取入れることができ、歴史的な意味合いでも、多くの人々に愛されています。さて、そんな蒔絵なのですが、様々な技法が使われているのが特徴でもあります。まず、金銀の薄板を定着させる平文と呼ばれる技法があります。
そして、漆器表面に溝を掘ることで金銀箔を埋め込む基本の技法である沈金に平脱。さらに、夜行貝を使ったような独特の光沢感のあるものに、アワビ貝などを文様のように切り透かすようなものも多くあります。この技法の事は、螺鈿と呼ばれており、漆器の伝統的である技法のひとつでもあります。
蒔絵は、歴史的価値が高いものであれば、特に高価買取となりますが、やはり国宝級となると、個人で持ち合わせていることは無いでしょう。例えば、正倉院の宝物としての「金銀鈿荘唐大刀」などは、日本最古の蒔絵資料という風にいわれています。こういったものは、こういった由緒正しい寺院などに保管されています。しかし、どこに保管されているかは全て把握されていないので、思わぬところに素晴らしい蒔絵の骨董品が隠れているかもしれません。
さて、国内で蒔絵が始ったのは、1878年の金銀鈿荘唐大刀は、渡来しているものなので、蒔絵として認められていないという検知もあります。しかし、時代とともに様々な研究が行われており、新しい仮説が多く出てくるので、蒔絵の起源などは見守って行く必要がありそうです。蒔絵には、様々な種類が存在していますが、主な技法としては、研出蒔絵や平蒔絵、高蒔絵、卵殻蒔絵などがあります。
さらに、近代になってくると大量生産を目的としたスクリーン蒔絵などの技術も発達しており、まさに様々な形で蒔絵は作られています。幸阿弥派や五十嵐派、古満派など、流派も様々なものがありますので、是非蒔絵をお手持ちの際は、骨董買取に鑑定してもらってはいかがでしょうか。
八光堂では骨董を高価買取中です。