東郷青児と女性と絵画
東郷青児と女性と絵画
夏も一段と近づいてまいりました。
暑い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
横浜の山下公園の近くを歩いているとそよ風が気持ちがいいですね。歩いている人たちも街並みもかっこよくて、すごく好きです。
さて、八光堂は横浜の山下町に店舗をオープンいたしました。
インペリアルビルという歴史あるビルで働かせて頂いております。
内装もおしゃれですので、遊び感覚、ちょっと寄ってみましたっていう感じで良いので
是非ご来店をお待ちしております。
今回の紹介させて頂きますのは「東郷青児」です。
絵画を見て、画家の顔想像してみる。本人の画像をみて、「この人が!?」とびっくりす時もあれば、なんだか納得って時もありますよね。
東郷青児はどんな顔をしていると思いますか?
スキャンダラスなイメージが強い東郷青児ですよね。さぞかし、かっこいい男性を想像します。体付きは頑丈で、色黒のごっつい顔しているらしいです。彼の醸し出す独特の雰囲気に女性達は惹きこまれていくそうですよ。
時代は大正時代。戦争真っ最中、「大正デモクラシー」、モダニズム。国の様相は変化の一途をたどっていきます。現代の日本の第一歩といったところでしょうか。
青年の東郷青児は絵の勉強中。竹下夢二の元で本の挿絵など描いていたそうですね。
その当時、日本画壇で認められるには「パリ留学」で修業をすることが第一条件だったようで、彼も1921年~1928年の7年間パリに滞在します。
「独特な女性像」
彼の描く女性は、白く美しく、そして「モダン」で、伏し目がち。何かを訴えかけているような微笑を浮かべています。
そんな「モダン」な美人画はパリから帰国した後、日本でも注目されていきました。
浮世絵でも日本画でもない日本の洋画の美人画。
東郷青児にとって「女性」とは。
彼の横にはいつも「女性」がいて、愛人との自殺未遂や、未遂後にその取材に来た女流作家との同棲生活、妻との別れ、娘の誕生。波乱万丈な人生を送ります。彼の描く「女性」は愛した女性達なのか。
芸術は本人がどういうことを思って作り上げたものなのか、妄想するのがたのしいですね。
さいごに
思い入れがあるけど、もう飾らない。売りたいけど、どこにお願いしていいかわからない。
私達、八光堂は無料で査定させて頂きます。もちろん、ご提示する金額でご納得頂いて
ご売却という流れで査定させて頂きますのでご安心下さい。