ロイヤルコペンハーゲン~フローラダニカシリーズ~
ロイヤルコペンハーゲン フローラダニカシリーズについて
こんにちは。
寒さが一層強くなってまいりましたが、皆様お元気でいらっしゃいますか。
さて、今回は陶磁器メーカー・ロイヤルコペンハーゲンの人気シリーズ、「フローラダニカ」についてご紹介させていただきます。
そもそもロイヤルコペンハーゲンとは・・・
1775年設立のデンマークの陶磁器メーカーです。今年(2016年)で241年目となっております。
これだけ歴史のある陶磁器メーカーもなかなかめずらしいのではないかと思います。
コペンハーゲンのマークは王室御用達を意味する「王冠」のマークと、デンマークを囲む三つの海峡を三本の波で表したものです。陶磁器ブランドの中ではマイセンに次ぐ人気といっても過言ではありません。好みがありますので、一概には言えませんが・・・
創立から240年以上経った今もなお世界中にファンがいるロイヤルコペンハーゲン。
そのロイヤルコペンハーゲンを代表する「ブルーフルーテッド」や「イヤープレート」と同じくらいの人気を誇るシリーズが「フローラダニカ」なのです。
・フローラダニカ
シリーズが作られるきっかけとなったのは、同盟国であるロシアの女王に贈り物をしましょう。という話からでした。その頃ロイヤルコペンハーゲンは、王室御用達というお墨付きをもらっていましたので、国家の威信をかけてと言ったら言い過ぎかもしれませんが、国家の名に恥じないような、すばらしい贈り物を作ってほしいという依頼受け、制作が始まるのです。
フローラダニカ、直訳すると「デンマークの花」だそうで、簡単に言ってしまうとデンマークの国花図鑑を参考にして、陶磁器植物図鑑でつくっちゃいましょうということです。しかも王室から命をうけて制作を開始していますので、それなりの品質が求められます。エドワード7世(イギリス皇太子)とアレクサンドラ(デンマーク王女)の結婚式でも使用されており格式の高さが示されたような形となりました。
淵を金彩で囲うことにより、中心に彩られる緑葉と花々の色が際立ちます。植物図鑑というだけ、多種にわたり絵柄がありますのでコレクターさん好みの食器ではないでしょうか。制作予定数が2000点以上であったというから驚きです。
簡単ではありますが、以上がフローラダニカの概要です。
フローラダニカに少しでも興味を持っていただけたでしょうか。