博多っ子の誇りばい!山崎朝雲の軌跡
山崎朝雲について
皆様こんにちは!
寒さがいっそう強くなってきましたね~
私は急激に気温が下がった日にはきちんと風邪をひきました。天気の思うツボです。
皆様はお気をつけくださいね。
さて、今日ご紹介するのは博多が生んだ大彫刻家の山崎朝雲です。
朝雲は1867年に博多櫛田前町、現在の冷泉町に生まれました。
1884年に仏師・高田又四郎に師事、1895年に出品した「養老孝子」が高村光雲の目に留まりました。その翌年、上京して光雲に師事しました。
朝雲はブロンズと木彫りの作品がありますが、圧倒的に人気が高いのは木彫りです!
買取価格でも50倍くらいの差があると思います。特に観世音菩薩は高いのですが、残念ながら作品数が極端に少ないのです・・・お持ちの方、是非お見せください・・・自慢してください(笑)
タイトルにもなっているように朝雲は博多っ子の誇りです。実は朝雲の作品が福岡市の街中で見ることができるのです!タダです!
福岡の方はもちろん、他府県の方も福岡にお越しの際は是非!全部で3か所に設置されています。
まず1つ目は城南保健所の横にあります。台座に「種痘」と書かれているのが目印です。予防接種の種痘を終えた子どもが腕の接種跡を見ているというブロンズです。
2つ目はアクロス福岡の付近にあります。台座に「桂の影」と書かれています。桂の影は月の光という意味で、子どもが月のウサギを片手に抱えているメルヘンな作品です。とても愛らしい表情をしています。
3つ目は東公園にある亀山上皇像です。これは上の2つに比べてとても大きいので、ご存知の方も多いかもしれません。実はこの像の原型となっている木彫り像が筥崎宮の奉安殿に安置されています。あわせてご覧になるとよりいっそうおもしろいかもしれませんね。
さいごに
博多にゆかりのある作家なので、もしかするとご先祖が朝雲と親交があって、直接いただいた・・・なんてこともありえます!
「うちに昔から木彫りの菩薩が・・・」なんていう心当たりがある方は是非、八光堂にご連絡ください!
皆様からのお問い合わせ、お待ちしております!