永遠の輝き・ダイヤモンド
ダイヤモンドについて
皆さんはダイヤモンドにどんなイメージを持っていますか?
結婚指輪・・・大切な記念日へのプレゼント・・・。
ダイヤモンドは古くから愛されてきた宝石のひとつです。
その永遠の輝きは衰えません。
ダイヤモンドが常に美しいのは、そのクオリティを守るための基準があるからです。
カットやカラーによって表情を変えるダイヤモンド。
人々を魅了し続けるダイヤモンド。
そんなダイヤモンドについてご紹介致します。
・意外にも原産国はロシアがNO,1
ダイヤモンドの原産国のイメージと言えばアフリカ等を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は原産国NO,1はロシア。ついでボツワナ、コンゴ、オーストラリアとなっていて原産国上位5カ国で全世界の80%と言われています。
その地域によって採掘方法は国によって違いますが多きく分けて3つの方法があります。
その1:バンニングと言う方法で最も原始的な方式となっています。川の土砂をすくい、大きな皿に入れて川の水ですいで探す方法です。今でも砂金などを採る時に同じ方法を使っています。
その2:パイプ鉱山:まず地面に深さ数百メートルの縦穴を掘りそこから横に掘り進めるやり方です。ダイヤモンドが地表に出てくるまで待つのではなく迎えに行くやり方をした為、ダイヤモンドの採掘量が劇的に増えたと言われています。
その3:漂砂鉱床:現在最も近代的設備で採掘されている方法の一つでバンニング方式に見られるように、川は周辺のダイヤモンド原石を削り取ります。
・ダイヤモンドが放つ天然の輝き
天然ダイヤモンドの中には自然に色が付いた珍しいダイヤモンドが採掘される事があります。その数は15種類とも20種類とも言われその希少価値は年々高まっています。
その中でもブルーダイヤ、ピンクダイヤは特に希少価値が高く、その採掘量は年間で数十個とも言われています。天然の色味が放つその輝きは最近のオークションでも高額の入札があり、最高級のピンクダイヤモンド(59・60カラット)がスイスのジュネーブで競売に掛けられ、約7630万スイスフラン(約83億円)で落札されたなど今でも根強い人気を誇っています。
日本国内では無色透明のダイヤモンドが評価されていますが、世界中ではカラーダイヤが主流の一つなのかも知れません。
・今後のダイヤモンドが与える経済影響
ダイヤモンドの世界流通量はデ・ビアス社によって管理されています。このデ・ビアス社は世界のダイヤモンドの数や価格帯を制限しており、ダイヤモンドが今も尚高値で取引される原因となっています。その市場は全世界にまで及びその広告費は年間300億円とも言われています。
『永遠の輝き』や『給料の3か月分』などと言った言葉はこのデ・ビアス社によって生み出された言葉とされています。
世界経済が不安定な中このダイヤモンドだけはある意味では安定してその価値を今も輝き放っています。
幸福の象徴とまで言われたダイヤモンド。いつの時代もその輝を失う事なく様々な人の手へと受け渡されるダイヤモンドは未来にわたって、価値ある資産としての地位を保って不変のものであって欲しいものです。