リヤドロのフィギュアを買取いたしました
リヤドロについて
世界でも著名な磁器ブランドのリヤドロ。
リヤドロといえば、何と言ってもフィギュリン(磁器人形)でご存知の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
また、リヤドロ社は日本にも現在リヤドロジャパン株式会社として進出されていて、例えば雛人形など日本向けの限定生産品もあり、幅広い展開で現在では世界100カ国を超える国で愛されるブランドとなっています。
今回はそんなリヤドロについてのお話になります。
リヤドロはスペインで誕生したブランドです。1953年、スペインのバレンシア近くの村で美術、工芸、彫刻を学んだリャドロ家の三兄弟によって作られたのが始まりでした。
当時製作したランプの花飾りが人気となり、それから花瓶や水差しを製造、そしてフィギュリンを製造するようになり、ここ50年程の中で一気に人気が上がり、スペインのポーセリン(磁器)トップブランドとして名を馳せ、現在に至ります。現在ではフィギュリンを殆ど専門に製造されています。
作品の様式はクラシカルで伝統的なポーセリン技術にのっとりつつも独自のスタイルを築き上げ、ほっそりと美しいフォルムに淡色系の青みを帯びた彩色が施された優しい雰囲気が印象的です。丁寧な作りの中でも特徴的なのは”花”の装飾で、細かい花々の花びら1枚1枚に至るまで繊細で美しく仕上げられ、ハイ・ポーセリンアートと呼ばれる大型作品になると、そのような細かなパーツ数も途方もない数となり、大変迫力ある豪華な芸術品となります。
ちなみに、社名をスペイン語で綴ると「LLADRO」で“リャドロ”という発音が元々近かったのが、日本に進出した際“リヤドロ(おそらくL“I”ADROというスペル誤読)”という呼び方で広がり、そのまま馴染んだ読み方で、社名が“リヤドロジャパン”となったそうです。ですので、本場スペインに訪れた際は日本語発音とは異なりますので要注意です。
さいごに