スタッフFile01:山下剛史vol.4
前回のインタビューはこちらから
――もし仮に違う職業に就かれていたら、どのような職業でしょうか?
山下:もともと映画が好きなので、映画を製作するスタッフになっていた可能性はあります。
――実際に目指されたこともあるのですか?
山下:映画制作の学校通い、勉強もしました。映画の知識には自信があったんですが、実際に行ってみると全然知らないことばかりで・・・・そこでまず挫折を味わいました。
実際に映画制作の世界でご飯を食べられる人間は一握りしかいないような場所です。
映画の裏側には想像以上の労力と、とてつもない数の人間が参加していることを知って、理想と現実のギャップを知りましたね。
――映画制作を志したきっかけは?
山下:10代の頃からとにかく映画が好きでしたね。時間があれば映画をみるような青春時代でした。
――印象的な映画作品は?
山下:衝撃を受けた映画は「ブレードランナー」ですね。
内容・映像ともに今思い返しても衝撃的でしたね。
――今度、続編が公開(2017年日本公開予定)されますよね?
山下:そうなんですよ。予告観ましたが、次回もハリソン・フォード出ますね。
これはシビれる展開ですね。是非、観に行きたいですね。
――今でも映画は観に行かれますか?
山下:子供が生まれてから行く機会がなくて、映画館に行っても「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」ですね。ですが、二つとも大人だからこそ観て欲しい映画です。
小さい頃に観た感覚と、大人になってから感じることが違うので、また別の視点から観る事ができます。
――2016年は横浜に新店オープンや銀座店の移転など、目まぐるしく環境が変わった年だったと思います。2016年を振り返ってみていかがでしたか?
山下:八光堂は現在全国に8店の店舗がありますが、横浜本店に関しては関東エリアでは初めて自分達で一から造り上げた店舗になりました。
不慣れな部分もありましたが、皆で協力し合って良いお店を出店することが出来ました。
2016年は全スタッフの成長スピードもとても速く感じる1年でもありました。また会社としても店舗展開など急成長できた年になったと思います。
今考えると、2016年は八光堂においてひとつのキーポイントになった年だと感じました。
――では、山下マネージャーが考える良い店舗とは?
山下:基本的なことですが、『清潔であること』『お客様目線で運営できているか』『お客様が入りやすい状況を作れているか』という所が良い店舗の条件だと思います。
誰でも安心してご来店いただけるようなお店でありたいですね。
――プライベート、もしくは仕事面で今後の野望/展望はありますか?
山下:仕事面でお話しますと、この古美術八光堂という会社・組織をもっと大きくし、全国規模でお客様のお役に立てる組織にしていきたいです。
八光堂は老舗の骨董屋さんと比べると若いスタッフが多いと思います。ただし、若い人材でないと出来ないこともあると思います。
若い人や、骨董・美術品に触れる機会が無い方の為にも、もっと骨董が身近に感じて頂けるようなそんな土台を作りたいです。私達若い力でこの業界を変えていきたいと思っております。
――では、最後に。あなたにとって鑑定士とはどんなものですか?
山下:なかなか難しい質問ですね・・・(笑)
お客様の想いやモノに込められた想いをお客様と共有できる、最高の職業だと思います。
さいごに
4週に渡って八光堂スタッフ・山下マネージャーのインタビューを掲載してきましたが、いかがでしたでしょうか?
皆さまに骨董や古美術を、より身近に感じていただければと思います。
閲覧いただきありがとうございました!