金製品についてのいろいろ
金製品についてのいろいろ
金は何故高い?何故希少?
英語で金はゴールド(Gold)。
これはサンスクリット語で「輝く」という意味の「ghel」が語源です。元素記号は「Au」。
と、ウンチクはともかく・・・何故金は高いのでしょうか?
採れる量から例に出しますと、1トンの金鉱石から採れるのは平均3~5gらしいです。
1トンは人間の体重で言えば、約17人分(60kg換算)です。
それからせいぜい5円玉(5g)1枚だけの量しか取れないほど大変希少な貴金属です。
この辺りから“金の相場が・・・”とか“今年は高値で取引されている・・・”とか、相場の動向が大変重要になってくることがお分かりになりますよね。
ちなみに日本では金箔を使った製品が有名ですが、1gの純金から1平方メートルの金箔にまでのばす事ができるらしいです。
純金?18金?
元々金自体は金属としては柔らかいので、他の金属を含有して強度を高めたりします。
その含有量で18金は18/24で75%の金が使われています。
14金は14/24で58%など。(カラット法により24分率で表記)
しかし、含有するのは強度を高めるだけではないんです。それは、色味を変える為です。
「ホワイトゴールド」、「ピンクゴールド」、「イエローゴールド」などです。
ちなみに「ホワイトゴールド」を白金のことだと思っている方!
違いますよ、白金=プラチナです!
プラチナに関してはまた後日お話しましょう。
また、純金を日本ではフォーナイン(99.99%以上)の純度を保った金を「純金」と表示してよいことになっています。(海外ではスリーナイン(99.9%以上))
金製品といえば
金製品と言えば何を思い浮かべるでしょうか?
金杯?金の置物?おりん?
上記の品で現代の物にはしっかりと金の含有量が表記されています。
ちなみに金杯に多いのは「24KGP」です。
これは24金メッキという意味ですので、金の金額ではまず買えません。
逆にK24と刻印された金瓶、置物などは金の値段以上に美術価値も付与されて金額が付くものがございますので、金だけのお値段で売ってしまうのは待って下さい!
さいごに