着物作品～人形浄瑠璃・雛人形～

先ほど最近では余り見ないというお話をしましたが、そういった影響もあり着物は以前に比べかなりお安くなっています。着物が欲しいという方には良い状況と思います。その反面売りたいという方には少し悪い状況ではございますが・・・
金額がつく着物とはやはり作家さんが製作した着物。もしくは大島紬などの有名な着物となっております。それ以外にもその流行によりお値段がつく着物などございますので、気になるお着物はぜひ一度、八光堂へご相談下さいませ！

先日、辻村寿三郎という作家さんの着物を拝見させて頂きました。
なんとこの方は男性なのですが、最近ＴＶで男性を好きだという告白をした事でも少し話題となっていました。驚きです。
その作品は洗練されたデザインが施され、着物という概念を逸脱しているような印象を与えます。というのも、寿三郎の活動は多岐にわたり、人形師、着物デザイン、舞台、映画衣装、さらには脚本なども行っているアーティストなのです。
着物？人形？と疑問に思われるかもしれませんが、実はこの二つには大きな関係がございます。現在もですが人形浄瑠璃では、人形は美しい着物を着ています。それは、着物の職人が製作しているのです。
さらには、雛人形。こちらも着物を着ていますね。雛人形が飾られるようになってきたのは江戸時代頃といわれています。古くからの雛人形の数々、その身につけている着物を見比べてみるのもとても面白いです。是非一度拝見してみてはいかがでしょうか！

お話にありました着物から浄瑠璃人形、雛人形など、様々な品を買取しています。
お持ちの方は是非、八光堂へご依頼下さいませ！