せんとくんの生みの親・籔内佐斗司
せんとくん
籔内佐斗司と言えば、パッと思い出すのが2010年に奈良で開催された平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」ではないでしょうか!
あの独特な童子に鹿の角を生やした風貌は一度見たら忘れないのではないでしょうか。
徐々に心の中からジワジワとクセになる魅力があり、今なお人気を誇っているマスコットキャラクターです。私も今思い出してもあの衝撃と感動は忘れられません。
現在は東京芸術大学大学院教授を勤めながら作品制作に勤しんでおります。
もともとは仏師に影響を受けて彫刻を始めたとのことで、仏教関係の作品をかなり多く製作されており、その中には羅漢像や四天王像など、有名な仏像も手がけられています。
「せんとくん」もそうですが、自由で奇想天外な仏像がほとんどで、どの仏像も不思議でかわいい「籔内ワールド」が満載です。
日本各地で籔内ワールド
まず有名なのが、兵庫県加東市にある西国三十三所の「播州清水寺」に安置されている「十二神将」です。
十二支をモチーフにしたなんともユニークな作品で、展示方法も上半身が壁から飛び出したようなどこか愛らしい十二神将です。
あと、こちらも有名ですが、石川県加賀市にある「月うさぎの里」です。
こちらの施設は籔内佐斗司美術館があり、なんと本物のうさぎ50羽と作品が共存しています。
ファンタジーな世界観を体験しに、皆様も一度足を運んでみてはいかがですか!
童子シリーズ
今回、買取らせていただきましたのも「籔内ワールド」全開の「童子シリーズ」です。
今にも動きだしそうな小鬼や雷様など、多くの作品がございます。
肌の質感やほっぺたの膨らみ、今にも踊り出しそうなポージングなど、一言で言うと「かわいい」と思うのですが、皆様はどうですか?
さいごに