【銀座本店:時計・宝石買取】翡翠のアクセサリー
翡翠の由来
「翡翠」という漢字は、“ ヒスイ ”と“ カワセミ ” 2通りの読み方ができます。
偏が両方とも羽になっている通り、中国では元々翡翠といえばカワセミを指す言葉でした。
カワセミは清流に住む水色の羽を持つ鳥で、別名「空飛ぶ宝石」とも呼ばれています。
カワセミの羽は、目に見えない細かい作りになっており、「構造色(こうぞうしょく)」という、光の干渉が起こることで、輝きのある緑色に見えるのです。この時の色が発見されたヒスイに似ていたことから、同じ漢字が使われるようになりました。
翡翠の特徴
翡翠は、硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)に分けられます。
どちらも別の変成岩ですが、外見がとても似ているためジェード(Jade)とまとめて呼ばれています。
それぞれの簡単な特徴ですが…
- 硬玉(ジェダイト)
日本で翡翠といえば硬玉のみで、宝石として加工されているものは全てこちらの硬玉になります。
名前の通り、硬度が高く磨きを入れると美しく輝きます。また産出量も少く、価値も高いです。 - 軟玉(ネフライト)
硬玉が見つかるまでは、この軟玉が最高の宝石として好まれていました。産出量が多く、比較的安価で取引されていますが、羊脂玉(ようしぎょく)と呼ばれる白く透明感がある軟玉は、中国では高品質のものは硬玉よりも価値が高いとされています。
価値の見方
宝石(ダイヤモンド、ルビー、サファイア等)は重さで決まりますが、翡翠は見た目の大きさ・横から見た高さ・色の濃さ・透明度の総合評価になります。
評価する上でのポイントは4つ
- 色の違い(ほぼ全色ある中で、やはり緑色が多く、人気も高いです。)
- 色が濃く、明るくてムラのないもの
- 透明感のない放物がない物
- 程よい大きさで、形の良い物
といったように、上記4点が評価する上でとても大切なポイントになってきます。
さいごに