【広島店:珊瑚買取】珊瑚 布袋尊 置物
地域によりますが、幸い広島店は通常通りの日常に戻りました。
広島店鑑定士の住まいも幸いなことに被害もなく、店舗営業・出張買取のご依頼件数も戻りつつあります。
それでは本題の、先日買取いたしました「珊瑚」について書かせていただきます。
珊瑚と宝石珊瑚
珊瑚と宝石珊瑚…?そうですよね。
“珊瑚”と一言で言いますが、実際はその違いって何なのか分かりませんよね。
珊瑚というと、イメージしやすいのは南国の海中に広がる珊瑚礁でしょうか。その実は海の1%も満たない面積しかないようですが、珊瑚がなくなってしまえば魚が絶滅してしまうとか。
そんな重要な役割を担う珊瑚の中の、さらにごく一部が宝石珊瑚になります。
そして、さらに細かく説明すると、上記で説明した珊瑚は六放(ろっぽう)珊瑚という種類で、宝石珊瑚は八放(はっぽう)珊瑚と呼ばれる触手が8本ある深海に生息する動物(珊瑚虫)で形成されています。
宝石珊瑚の成長は一定の大きさになった原木本体に珊瑚虫が吸着していき、何十年何百年と時間をかけて成長していきます。
潮の流れによって形を作る宝石珊瑚は、自然が作り出す芸術と言っても過言ではありません。
寿命を終え、砂となり朽ちていくこと考えると、その希少価値をうかがうことができるのではないでしょうか。
身近な珊瑚
非常に希少価値のある宝石珊瑚。原木では中々見ることは少ないと思いますが、製品では割と身近にあるものです。リングやペンダントなど装飾品として身に着けることも多く、着物を着ている方などは帯留やかんざしなどによく利用されているのではないでしょうか。
宝石珊瑚は世界的にも日本が原産地として認知されており、質も最高級です。
そんな最高級品に日本人の繊細な技術が合わさり、数多くの珊瑚の芸術品が私たちのくらしを豊かなものにしています。
さいごに
装飾品などの小物であれば、家を探してみると意外に出てくるかもしれません。
サイズが小さくてもしっかり価値のあるお品物になりますので、気になる珊瑚がございましたら、1点1点査定させていただきます。
査定は無料で行っておりますので、いつでもお気軽に八光堂へご依頼ください。
お待ちしております。