【コラム】金貨についてのいろいろ
色々ある!金貨の種類
今、巷では“持ち運べる資産”として、「アンティーク・コイン」が注目されているそうです。
特に地震大国・日本において、嵩張らず身軽に持ち出せる硬貨というのは大変魅力的な美術品かもしれませんね。
金貨と一言で言ってもその種類は多く、世界各国に存在します。
その中でいくつか代表的なものをご紹介します。
まずは日本から。
「天皇陛下御即位記念 10万円金貨」。
実はこちら、2種類存在しています。
「昭和天皇陛下御即位記念10万円金貨」と「今上天皇御即位記念金貨」です。
それぞれ重さも違って、「昭和天皇」の方は20g、「今上天皇」の方は30gです。
日本のものでは他に「皇太子殿下御成婚記念5万円金貨」や「旧20円金貨」という金貨もあります。
来年の2019年には天皇陛下がご退位され、皇太子殿下がご即位されますが、そのときも何かしらの記念金貨が発行されるかもしれませんね。
他国ではフランスの「ナポレオン金貨」、カナダの「メイプルリーフ金貨」中国の「パンダ金貨」などが有名です。
超貴重!発見された金貨
2015年の6月、アメリカのフロリダ州でとてつもないお宝が発見されました。
それは約300年前に沈没したスペインの輸送船から見つかった金貨で、なんと約5億6千万円相当だそうです。
その枚数は350枚ほどだったそうですが、中にはスペイン国王のために作られた「ロイヤル」という貴重な金貨もあったとのこと。
まるで漫画や映画の世界のような話ですが、こういった話は実は他にもあり、イスラエル北部では2016年にハイキング中の女性が山道に落ちている金貨を発見し、話題となりました。
その金貨というのが、表面には初代ローマ皇帝アウグストゥスの肖像画と、裏面にはローマ軍団のシンボルと当時の皇帝トラヤヌスの名前が載っていたそうで、その時代というのがなんと2000年前!そして、たったの1枚しか発見されていない!といった大変貴重なものでした。
ちなみにその金貨、現在はイギリスの大英博物館に保管されているそうです。
オトナの楽しみ方!金貨の保管方法
金製品は基本的には酸に強く、錆びにくいことが特徴ですが、金貨に関してはなるべく外気に触れさせずに保存しておくのがベターです。専用のコインケースに入れて保管しておく事をオススメします。
時々そっと取り出しては眺め、コレクションに酔いしれる……そんなオトナの楽しみ方も出来ちゃいますね。
さいごに