【名古屋店:絵画買取】ベロナール・シャロワ 油彩
ベルナール・シャロワの経歴
まずはベルナール・シャロワ(Bernard CHAROY)のご紹介を。
シャロワは1931年フランス生まれの画家です。
実家は伝統工芸、彫刻、家具の製造などを生業としており、世界恐慌がフランスに波及し農業危機が深刻化した厳しい年にシャロワは生まれました。
その後、幼少時代は第二次世界大戦を田舎で過ごし、1945年の終戦後、シャロワは技術学校へ入学しました。卒業後にはモンマントルのアトリエ・トジョワで油彩、デッサン、リトグラフ(石版画)を学び、そこで画家としての礎を築きました。
1958年からは主にデッサン、ポスター、挿絵の制作活動に情熱を注いでいきます。
1960年には政治家の肖像画を多数制作し、パリのギャラリーでデッサン、絵画の展示会を開催して世界から注目されます。
その後、シャロワはカナダ、アメリカを旅しながら、個展を開いてはデッサンや絵画を制作するようになります。1970年には初めての挿絵本も手がけています。
そんな中、シャロワはパリの出版社とリトグラフの制作契約を結び、リトグラフ制作に情熱を注ぐようになります。
1980年には東京で個展も開催し、日本の各地でも次々と個展を開催して海外のみならず日本国内からも注目されるようになりました。
シャロワの画風
シャロワといえば「女性、少女」をテーマに描き続けています。
シャロワの画風の魅力は、女性の透き通るような肌、内面から溢れでる温かな感情、優しく窺うよう印象的な「笑顔」が可愛らしく描かれています。
シャロワは愛らしいパリジェンヌを描き続け、女性の優しさや温かさをキャンバスにのせて世界中に届けています。
シャロワにとって女性とは慈しみであり、手が届きそうで触れられない永遠の憧れなのかもしれません。
「優しさ」「透明感」「笑顔」を届けるベルナール・シャロワは、現在も世界中の人々から愛されている作家のひとりです。
さいごに