【出張買取:絵画買取】クロード・ワイズバッシュ リトグラフ
フランス現代絵画の巨匠
かの有名なチャールズ・リンドバーグが大西洋の単独無着陸飛行に初めて成功した1927年、フランスのティオンビルに生まれたワイズバッシュ。学生時代はナンシー国立美術学校で絵を学びます。
初期の頃から音楽をテーマにした絵を描くことが多かったワイズバッシュは、20代の頃から世界各地の絵画展に作品を出品し、美術学校の教授として教鞭を執る傍らで画家としての地位を築いていきます。
1961年にはそれまでの功績が認められ、名誉あるフランス・クリティック賞を受賞しました。
その後、1970年には日本にも来日し、東京と大阪で個展を開いています。これ以降も何度か来日して個展を開くなど、日本でもゆかりのある作家となりました。
ワイズバッシュの作品は、現在でも山形美術館やホテルニューオータニ大阪などで見ることができます。
1997 年には、ナポレオン・ボナパルトが創設し、フランスの最高勲章と称されるレジオン・ドヌール勲章を受章しています。ちなみにこのレジオン・ドヌール勲章は今もなおフランスの最高勲章として存在しているほど栄誉ある勲章でもあります。
ワイズバッシュ作品の特徴
彼の作品はセピア色を基調とした音楽家の絵が有名ではないでしょうか。
作者名は知らなくても、絵自体はどこかで見たことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
音楽家たちのダイナミックな動きの中の一瞬をまさに切り取ったかのような劇画的な絵が特徴です。
音楽のテーマ以外では、乗馬や闘牛の絵も多く描いており、こちらも今にも動き出しそうな印象を受ける躍動感溢れる作品に仕上がっています。
ワイズバッシュは惜しくも2014年に87歳で生涯を閉じました。しかし彼の版画やリトグラフ作品は、日本でもホテルやレストラン、駅など数多くの施設に飾られており、人々感動を与え続けています。
さいごに