【銀座本店:絵画買取】小田切訓 油彩
小田切訓について
小田切訓(おだぎりさとし)は、1943年に北海道で生まれました。広大な面積を持つ北海道ですが、小田切の生まれた雄武町(おうむちょう)は、漁業や酪農が盛んな地域です。
小田切作品の最大といってもいい特徴であるのが、豊かな色彩。素晴らしい緑の色彩は小田切グリーンと呼ばれたりもします。そんな色彩感覚も、この生まれ育った地で自然と培われたのでしょうね。
多くの画家がそうであるように、小田切も小さいときから絵が大好きで、自然の中でもよく絵を描いていたそうです。その後、本格的に絵の道を志すようになり、明治大学を卒業したのち、個展を開いたり展覧会で入選するなど活躍していきます。
小田切訓=ヨーロッパ
小田切といえばヨーロッパの風景というほど人気のあるモチーフですが、飾られているだけで部屋が華やかになるといいますか、本当に鮮やかな作品が多いです。
そんな小田切も最初からヨーロッパの風景をたくさん描いていたわけではなく、画家として更なる高みを目指し、ヨーロッパの取材を行ったことから風景画を多く発表するようになります。代表的な出版作品は「欧羅巴を描く」1994年に発表した画集です。
こちらは20年以上経った現在でもカレンダーなどで販売されていたりします。それほど長く愛される作品です。
実際の作品をご覧いただくとすぐにお分かりいただけると思いますが、小田切の作品はどれもタッチの繊細さ、シャープさが素晴らしく、これが鮮やかな色彩をさらに際立たせているように思います。
おそらく、小田切の感性や表現力がヨーロッパの風景と非常にマッチしているのでしょう。たとえ絵画に詳しくない方がご覧になっても、必ず美しい絵だと思ってもらえるはずです。
さいごに
現在もご自身の作品を更に追求していらっしゃる小田切訓ですが、まだまだ美しい絵画を多数発表していただけることを、絵画が好きな1人として期待しています。
そんな小田切訓の作品をお持ちでしたら、是非我々に拝見させてください。
ファンの多い作家ですので、ご満足いただける査定をさせていただけますよう頑張らせていただきます。