【名古屋店:絵画買取】ジェームズ・リジィ シルクスクリーン
例えば、「ニューヨークで活躍した画家」「ニューヨーク出身の画家」と一言で言っても、多くのアーティストの名前が挙がります。
ポップアートで知られるアンディ・ウォーホル、積極的に社会貢献活動にも取り組んだキース・へリング、グラフィティ・アートをモチーフにした作品で有名なジャン・ミシェル・バスキア、漫画の1コマを拡大しドットなどで描いたような作風のロイ・リキテンシュタイン…。
他にも魅力的なアーティストは大勢いますが、その中でも今回はニューヨーク生まれの画家、ジェームズ・リジィについてお話したいと思います。
ジェームズ・リジィの特色
ジェームズ・リジィは、1950年にニューヨークのブルックリンに生まれ育ちました。
フロリダ大学芸術学部を卒業し、1974年にブルックリン美術館で開催されたナショナル・プリント・ショーに出品しデビュー。
1980年に立体的な版画作品を編み出し、リジィ独自のスタイルとして確立しました。
リジィの立体的な版画作品は、横からみると特殊なスポンジで絵が浮き上がっており、絵柄ごとにスポンジの高さも変え、奥行きが感じられる3Dの作品となっています。
リジィが描く世界観は、色鮮やかで可愛らしく、みているだけで明るく楽しい気分にしてくれます。
リジィのフィールド
その後音楽グループなどのアルバムカバーを手掛け、TBSドラマのタイトルバックやファミリーレストランのメニューの表紙、富士銀行の通帳の表紙も制作するなど、日本人にも馴染みのある外国人アーティストのひとりでもあります。
1991年にサントリー、1992年にフォードといった国内外の一流企業のカレンダーにも採用され、1996年のアトランタオリンピック、1998年の長野オリンピック、同年のサッカーワールドカップフランス大会の公式アーティストに任命されました。
リングコートの設計、ジャンボジェットのペイント画や機体デザインの制作、オフィスビル「Happy Rizzi House」の設計も行うなど、活動は多岐に渡ります。
国内外で高い人気を集め、様々な場で活躍したリジィの作品を、皆さんどこかで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
さいごに