【大阪本店:西洋美術買取】ガレ ウランガラス花瓶
日中に時間がなかなか取れない方にオススメなのが、清水寺と知恩院です。
夜間のライトアップは本当に幻想的です!思わずうっとりしてしまいます。
夕暮れと紅葉が合わさり、ライトアップされる瞬間は本当にきれいですが、ライトアップ直後に行くと混雑していることが多いので、オススメは閉館の一時間ほど前です。
ただ、寒さ対策はぬかりなく!この季節の京都は割りと寒いです。紅葉シーズンの観光の際には、寒さ対策にご留意下さいね。
そして、私はやはり花より団子で秋を堪能します。笑
ワンカップ酒がさらに紅葉を美しく見せてくれているのでしょうか…。
ガレ ウランガラスの作品について
今回はガレのウランガラスについてご紹介いたします。
フランスのガラス工芸家で西洋美術を語るに外せないのが、エミール・ガレです。
植物や昆虫などの模様をガラスで体現し、世界的にも評価が高く、今だその作品は古美術ファンを魅了して止みません。
ウランガラス自体が製造され出したのは1830年代で、1940年代までヨーロッパ諸国とアメリカで大量に生産されていました。
ウランガラスの特徴としては、暗い場所で紫外線を照射すると美しい輝きを放ちます。
ただし、現代のように簡易なブラックライトがない時代には、直接紫外線を照射することなどできませんでした。
しかしながらその時代の人々はウランガラスの美しさに気づいていたのです。
果たしてどのようにして楽しんだのでしょうか?
それは、朝・昼・夕とその時間帯や季節により紫外線の量が変化し、そのわずかな紫外線を吸収して光輝く作品を鑑賞したそうです。
現代では何かと嫌われがちな紫外線ですが、その紫外線を駆使した作品…なんだかミステリアスでしょう♪笑
そして、ガレが作成したガラス作品にもウランガラスのものが存在します。
今なお人気のお品物で、作風や大きさによっては高価買取となる場合も多いです。
またウランガラスは現在でもチェコとアメリカで細々とではありますが、生産されています。
ウランガラス=危険?
ウランといえば放射能?!大丈夫なの?!といったイメージがありませんか?
実際のウランは1kgあたり1g程度らしく、これは0.1%ほど。
人体への危険性は基本的にはごくわずかであると言われています。
でも、実は放射能は我々人間からも出ているんです!
60kgの人で7000ベクレル。これは0.15マイクロシーベルト(0.15μSv/h)くらいだそうです。
人間の細胞にはカリウムという元素が絶対に必要で、ここにカリウム40という放射能が含まれていて放射線のひとつのβ線を出すそうです。
危険なイメージが強い放射能ですが、一言に放射能といっても有害か無害かは一言では言い表せられない難しいことなのかもしれませんね。