【京都店:銀製品買取】石黒光南 銀瓶
石黒光南(いしぐろ こうなん)とは
石黒光南は霰打ちの名工と呼ばれ、茶道具や香炉、酒器など様々な作品で高い評価を受けています。
霰(あられ)肌の銀器は数多くこの世にも出回っていますが、石黒光南の霰肌の銀器は、ひとつひとつ集中して丁寧にタガネでたたき出して作られているそうで、この工程をこなせる職人は現在では数えるほどしかいません。突起の先を尖らせつつも穴を開けないようにするこの技術はなかなか一筋縄ではいきません。
霰以外の工程もほぼ手作りで制作し、本体を成型する際は必ず一人で一貫して行うとのことです。
長年にわたって第一線で活躍し、2017年の春には当時の天皇陛下(現在の上皇)より叙勲を賜っています。
美術品としての銀瓶
銀は特に軟らかい金属でもあり、銀製品を手がけるには卓越した技術と繊細さが必要となります。
また茶道具としての銀瓶は、近年も需要が高い一品です。
素材が銀であるため、見た目の美しさもさることながら、お湯の味が変化しないことが一番の要因です。
石黒光南の銀製品は、姿形も美しく、実用性にも長けており、今なお市場でも高い人気を誇っています。
特に石黒光南の銀瓶は二次流通でも高く評価されており、高価買取となるケースも少なくありません。
もちろん、古美術八光堂では石黒光南の銀瓶作品も銀瓶以外の銀製品・金製品、また他の作家が制作した銀製品もしっかりと拝見し、皆様が納得のいく査定、お買取りを心がけています。