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Monthly Archives: 8月 2021
日本画家・奥田元宋。風景画で新朦朧派を確立
奥田元宋(おくだ・げんそう)は、明治に生まれ戦後の日展を中心に、晩年まで精力的に活躍した日本画家です。水墨画とヨーロッパの色彩を融合し、自身の内面を描き出した元宋独自の技法は「新朦朧体」と呼ばれています。また「元宋の赤」と呼ばれる独特な赤色で表現した風景画は、見る人に鮮烈な印象と深い感動を与えます。 日本画の道を確立するまでに紆余曲折の人生を送った奥田...
2021年08月31日
「寡黙な色彩」が特長。洋画家・小山敬三とは?作風・評価・代表作
大正から昭和にかけて活躍した洋画家、小山敬三。長野県小諸市に生まれた彼は、フランスで油彩を学んだのち、数々の名画をこの世に残しました。中でも浅間山や白鷺城をモチーフとした作品群は小山敬三の代表作として知られ、現在でも高い評価を得ています。この記事では、そんな小山敬三の生い立ちや作風の特長・評価・代表作などについてご紹介します。 電話で査定・相談する10:0...
2021年08月31日
日本刀・刀剣はどう鑑定される?鑑定機関や鑑定方法をご紹介
かつては戦において武器として使用されてきた日本刀や刀剣。現在では、日本刀や刀剣は美術品とされ、中には高い価値がついているものも存在します。でも、その価値は誰によってどのように鑑定されるのでしょうか?この記事では、日本刀や刀剣の鑑定を行う機関やその鑑定基準・鑑定区分などを解説します。あわせて、相続などで刀剣を入手した場合やご自宅で刀剣を発見した場合の対処方法な...
2021年08月31日
陶芸家「川喜田半泥子」。その作風と代表作をご紹介
明治から昭和にかけて活躍した陶芸家、川喜田半泥子(かわきた はんでいし)。個性的な風合いの茶碗で知られ、「東の魯山人、西の半泥子」と評されることもあります。しかし彼自身は芸術活動を「趣味」と位置付けていたため、生涯で一度も作品を売ることはしなかったとのこと。 今回は、そんな少し変わった経歴を持つ川喜田半泥子の生い立ちや作品の特長・評価・代表的な作品について...
2021年08月31日
江戸時代の陶工・日本画家、尾形乾山。琳派の意匠を焼物で表現
尾形乾山(おがた・けんざん)は江戸時代を代表する陶工・日本画家です。兄は琳派の代表絵師・尾形光琳で、乾山も琳派の一人と数えられています。 乾山の制作した焼物は水墨画のような「わび・さび」を感じる銹(さび)絵から、琳派の意匠を使い大胆な絵付けを施した作品など多岐に渡ります。 自由な発想と高い文化的素養でその後の京焼に大きな影響を与えた尾形乾山。この記事...
日本画の革命児、川端龍子。豪快な作風で会場芸術を貫く
川端龍子(かわばた・りゅうし)は、明治に生まれ、大正~昭和にかけて活躍した男性日本画家です。巨大で大胆な構図と鮮やかな色彩の作品を制作し、伝統的な日本画と異なる表現が特長です。一時は日本画界の異端児とされましたが、展覧会で観られることを第一にした「会場芸術」を提唱し、旧来の日本画に挑戦しつづけました。 現在では横山大観、川合玉堂とともに「近代日本画の3...
2021年08月31日
日本画家・小林古径。描線の美しさを生涯のテーマに
小林古径(こばやし・こけい)は大正、昭和期に活躍した日本画家です。歴史画・風俗画を得意とし、特に女性美を描いた作品を多く残しています。 常に日本画の進むべき道を模索しつづけ、大和絵と歴史風俗画・西洋画・東洋画などの様々な研究から新古典的日本画を確立し、近代日本画の水準を高めました。 日本画の命は描線にあると考え、美しい線にこだわりぬいた小林古径。この...
2021年08月31日
38歳でこの世を去った天才画家、有元利夫。作風や代表作は?
洋画でも日本画でもない、幻想的な表現世界を切り開いた画家として一世を風靡した有元利夫。学生時代に訪れたイタリアで出会ったフレスコ画に魅了され、その意匠に岩絵具や金箔などを取り入れて独自の表現へと落とし込みました。38歳の若さでこの世を去るも、彼が日本の洋画界に残した功績ははかりしれません。今回は、そんな有元利夫の生い立ちや作風の特長・評価・代表作などについて...
2021年08月31日