時計の処分方法を解説!買取査定がおすすめの理由
腕時計は誕生日やお祝いなどの記念日に親や恋人からのプレゼントとして定番のアイテム。しかし時計が壊れてしまった、好みが変わり服装と合わなくなってしまった、新しい時計を買ったなどの理由で古い時計が不要となることもあると思います。
また遺品整理や引っ越しなどで使わないアンティーク時計が出てきたので、処分を検討しているという方もいるでしょう。
時計の処分方法はさまざまですが、一番のおすすめは買取査定です。古い時計の中には思わぬ価値があるものもあり、ゴミとして捨てるには手間がかかるばかりか損をしてしまう可能性もあるのです。
この記事では、時計の正しい処分方法と買取をおすすめする理由を詳しくご紹介します。
時計をゴミとして捨てる場合の分類方法
壊れてしまった時計の処分を決めたものの、どのように処分すれば良いか分からない方もいらっしゃるかもしれません。まずは、時計をゴミとして捨てる場合の分別方法をご紹介します。
時計は不燃ごみに分類される
時計は不燃ゴミに分類されることが多いですが、自治体により異なりますので捨てる前に確認しましょう。
小型の時計であれば、小型家電としてリサイクル回収してもらう方法もあります。回収方法は家電量販店や行政施設に設置してある「小型家電回収ボックス」に入れるだけ。回収された時計は「小型家電リサイクル法」に基づき金属などが再資源化されます。
部品によっては可燃に含まれることがある
時計は複数の部品で作られており、それぞれプラスチック・革・金属・ガラスなど素材が異なります。革部分などは可燃ゴミに含まれる場合も。一般ゴミとして捨てる場合は、各パーツに分解した上で自治体のルールに従って素材ごとに捨てる必要があります。
4つの時計の処分方法。それぞれの注意点は?
時計の処分方法は4つに分けられます。それぞれの方法と注意点を解説します。
時計の4つの処分方法
1.分解して不燃ごみ・可燃ごみとして処分する
時計はプラスチック・革・金属・ガラスなどの複数のパーツから作られています。革は可燃ゴミ、プラスチックはプラスチックゴミ、金属・ガラスは不燃ゴミなどと自治体によって分類のルールが異なるため、分解してその素材に合った廃棄方法をとりましょう。
2.粗大ゴミとして処分する
柱時計や置時計の様に、時計の大きさによっては粗大ゴミとされる可能性があるので注意が必要です。一般的には一辺が50cm以上のものが粗大ゴミとして分類されます。粗大ゴミになった場合は200~2000円ほどの費用がかかります。費用はお住まいの自治体によって違いますので、事前に確認しましょう。集荷場所までご自身の手で運ぶので、一人で運ぶのが大変な場合は家族や友人の手伝いが必要になります。
3.自治体のリサイクルを使って処分する
腕時計や小型の時計は「小型家電リサイクル法」の対象です。自治体が回収したあとに金・銅・レアメタルといった素材が再資源化されます。多くの自治体が家電量販店や行政施設に「小型家電回収ボックス」を設置しており無料で利用することができます。しかし、設置場所が近くにない・そもそも設置されていない場合もあるので自治体のホームページなどで確認しましょう。
4.不用品回収を利用して処分する
処分したい時計がたくさんある、大型の時計で運ぶのが大変な場合は、不用品回収業者にお願いするのも方法の1つです。分解・分別する必要がなく、スタッフが自宅まで回収に来てくれます。しかし、「無料」と案内しながらあとから高額な請求をするような悪徳業者も存在するので注意が必要です。
処分する際の注意点としては自治体それぞれで、処分方法にルールがあること。
以下、詳しくご紹介します。
自治体処分をする際の注意点
不燃ごみとして出す際には指定日に注意
時計を不燃ゴミとして捨てる場合、自治体のゴミのルールに必ず従いましょう。一般的に回収日は週1回程度で、指定のゴミ袋がある自治体もあります。
小型家電として処分する際は自治体のリサイクルボックスへ
時計を小型家電として処分する場合は、自治体のリサイクルボックスが便利です。
電池は取り外して別で処分する
電池が内蔵されている時計は必ず電池を取り外してから捨てましょう。取り外した電池は家電量販店などに設置されている乾電池回収ボックスに入れるなど、自治体のルールに従って処分します。
時計を捨てる以外の4つの選択肢
時計が不要になったとしても、高額の時計や思い出が詰まった時計は捨てるのを迷ってしまうかもしれません。捨てる以外にも4つの選択肢があります。
友人・知人への譲渡
時計は高額なものも多く、欲しくても購入に踏み切れない方もいるかもしれません。周りにそのような方がいれば譲るのも良い方法です。しかし時計が不必要な相手に贈ると迷惑になってしまうため、相手との会話の中で興味を持ってくれるようであれば現物を見せた上でお譲りすると良いでしょう。
フリマアプリ・ネットオークションを利用する
「ヤフオク!」などのインターネットオークションや、「メルカリ」「ラクマ」などのフリマアプリを使ってご自身で売却することもできます。ブランド物でなくても商品を気に入ってくれた方に売却できるのがメリットです。時計は壊れやすいため緩衝材で丁寧に包むなどの出品・梱包の際の手間や、トラブルが起きた場合の対処方法も考慮する必要があります。
リサイクルショップに売る
時計をリサイクルショップで売却する方法もあります。都合の良いときにお店に持ち込むことができるので便利です。しかしブランド品であっても時計の価値を正確に判断することができず、思ったよりも値がつかず安く買取されてしまうかもしれません。
買取専門店に査定を依頼
時計を処分する場合、買取業者にお願いするのが一番おすすめの方法です。知識・経験豊富な担当者が適正価格で査定してくれます。数が多い場合や大型の時計の場合は出張買取を行っている業者に相談すれば、ご自宅まできてくれるので足を運ぶ手間が省けます。
割れや汚れ・故障している時計でも高額になる可能性もあるので、悩んでいる場合は一度査定してもらいましょう。
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時計を買取専門店に出すときのポイント
時計を処分する場合は買取専門店に相談するのが一番おすすめです。買取専門店に出す場合に確認しておきたいポイントをご紹介します。
買取対象になる時計は?
買取対象となる時計は、高級ブランドや有名メーカーの時計です。古いものでもアンティーク・骨董品としての価値があるため、傷・汚れ・故障があっても買取が可能の場合もあります。
特に海外ブランドが人気で、国内メーカーでも買取対象のものはありますが、故障・傷・汚れがなく付属品が揃っているような良い状態の物が望ましいです。
買取市場で人気の腕時計メーカー
ロレックス ROLEX
スイスの高級腕時計メーカー。1905年設立。時計として高い完成度で常にトップクラスの人気と知名度を誇る。
オメガ OMEGA
スイスの高級腕時計メーカー。1848年設立。機能性・耐久性が高い腕時計の代表的なブランド。
タグ・ホイヤー TAG HEUER
スイスの老舗腕時計ブランド。1860年設立。デザイン性と防水性が高いモデルが豊富で、他と比べて手に入りやすい価格で人気。
グランドセイコー Grand Seiko
日本初の腕時計会社セイコーの高級腕時計ブランド。1960年発表。日本の美意識から作られた独自の繊細なデザインで人気。
シャネル CHANEL
フランスの有名ファッションブランドの腕時計。1987年に初の腕時計「プリミエール」を発表後、レディース・メンズ・男女兼用と幅広く展開。
カルティエ Cartier
フランスの高級宝飾ブランド。1904年に世界初の男性用腕時計「サントス」を制作。「腕時計の始祖」と称される。
ブルガリ BVLGARI
イタリア・ローマの代表的な宝飾ブランド。1975年に初の腕時計を制作。デザインにはローマの伝統と独創性を取り入れている。
可能であればメンテナンスと備品の準備を
専門店では故障している時計でも買い取ってくれる可能性が高いですが、少しでも高く買取してもらうために日頃からメンテナンスをしておきましょう。箱・説明書・保証書・ブレスレットのコマなど、購入時の備品に加え、オーバーホールの明細書もあれば一緒に揃えておくと査定額アップが期待できます。
時計の買取でよくある質問
Q電池が切れていても買取は可能か?
電池切れで止まっている時計も買取は可能です。時計の状態を総合的に確認し、査定額を提示いたします。
Q時計の査定にかかる時間は?
知識と経験豊富なスタッフが査定いたしますので、その場で査定額を提示いたします。修理ではないので
その日のうちに終了することがほとんどです。
Qヒビや傷が入った時計の買取は可能か?
ヒビや傷が入った時計でも買取可能なものもあります。特に古い時計は骨董品としての価値が見込めるため、予想よりも高い査定がつく場合も。一度査定に出してみることをおすすめします。
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まとめ
趣味に合わなくなった、壊れてしまった、遺品整理で出てきたなど、使わなくなった腕時計の処分を検討しているのであれば、買取業者にお願いして査定してみることをおすすめします。
古い時計の中には思わぬ価値があるものが紛れ込んでいるかもしれません。
故障している・古くて傷がついている時計であっても高値で取引されているものもあります。古美術八光堂では、専門のスタッフが豊富な知識と経験により時計の査定をいたします。時計の処分方法でお困りの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
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