着物・きもの・KIMONO
アンティーク着物について
物凄く寒さが厳しくなっている今日ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
こんな日はお鍋を食べて温まったり、コタツでヌクヌクしながらお笑い番組でも見ながらゆっくりしたいですよね…。
あ、これ私の年末年始の過ごし方でしたね。笑
私たち鑑定士は日々全国を飛び回っており、北は北海道から南は九州まで、お声がかかればどこまでも出張査定を行います!
さて、最近の買取でよく耳にするのは「アンティーク着物」のこと。
そもそも「アンティーク着物」とはどういったものなのでしょうか。
大きく分けると2つだそうです。1つは昭和初期以前に作られたもの、2つは柄が花柄や幾何学模様だということ。大正ロマン、昭和レトロと言えば想像しやすいのではないでしょうか。
昨今は外国の方が観光ついでに着物を着用しています。浅草や京都など名だたる観光地に行けば着物レンタルのお店が並ぶほど。
着物人口は減り続けていますが、違う所に目を向ければ需要はあるはずです。伝統文化をなくさぬよう政府指導でプロジェクトをたちあげていたりします。それほど、着物は私たちにとって大切な伝統文化なのです。
「アンティーク」と言えば100年以上たっているものだと言われていますが、100年以上前の日本人は現代の日本人より平均身長が約10cmも低いといわれています。現代の人が着用すると当然丈がたりないこともあるそうです。また、「アンティーク着物」と一口に言っても「アンティーク風」の着物といわれるものも当然あったりするのです。現代風にアレンジしていたりするのですね。そういったものであれば、丈を気にせず、外国の方も若い方もどんどんチャレンジできます。