interview:画家・竹馬紀美子さんvol.4
記念すべく第1回目は福岡県を拠点に活動する画家・竹馬紀美子さんをお迎えいたしました!
前回のインタビュー記事はこちらから
竹馬紀美子 Chikuma Kimiko
1976年10月22日生まれ
福岡市南区在住
博士(芸術)取得
九州産業大学大学院芸術研究科 博士後期課程 造形表現専攻修了
九州産業大学非常勤講師(2004、2007)
福岡女学院大学非常勤講師(2004~2007、2010)
公立大学法人 福岡女子大学 実習助手(2011~2013)
オフィシャルHP https://chikuakimi.jimdo.com/
――今まで影響を受けた方はいらっしゃいますか?
竹馬:会田誠さんの「天才でごめんなさい」という展覧会で見た時は衝撃を受けました。「こんなに表現方法て自由なんだ」って思いました。
女の子の描き方なんかも素敵だなって思います。そういうのを見ているともっと女の子を描きたいなと思いますね。
――他の作家さんの作品も良く観に行かれるんですか?
竹馬:行ける分は観に行こうと思っていますね。福岡の方はなかなか来ないので・・・。
この間は池田学さんが佐賀県に来ていたので観に行きました。
九州各県で開催される展覧会にはなるべく行っています。
――今後の予定でヤングアート台北2017(2017年4月14日~4月16日)に出品されるそうですが、それに至った経緯を教えていただけますか?
竹馬:1月に東京の(ギャラリー)アートスペース羅針盤さんの新春企画展に出品させていただいたんですよ。
その時にヤングアート台北を企画する画商さんも見に来てくださっていて、私の絵を選んでいただきました。
――台湾のアート・シーンはどのような印象がありますか?
竹馬:今は台湾・シンガポール・韓国などアジアにおける絵画の需要が高まってきていると思うので、そこに携わらせていただけるということは私の目標に近づく非常に良いステップになると思っています。
台湾には色んな国の画商さんなどが集まるので、チャンスも多くあると思います。
海外の方は受賞歴などではなく「好き」か「嫌い」で判断される方が多い印象がありますので、日本もそうなってくれると良いな、と思います。
――今後の野望/展望はありますか?
竹馬:今回のヤングアート台北2017出品もそうですが、海外での展示する機会が増えたらいいなと思いますね。
――では、最後の質問になります。竹馬さんにとって“芸術”とは?
竹馬:ありきたりかもしれませんが、生き方そのものだと思っています。
自分が生きていることの表現かなって思いますね。作風の変化もその時その時で感じた物事を表現した結果だと思っています。
さいごに
インタビューのご協力ありがとうございました!
竹馬さんのやんわりとした語り口とは裏腹に、内に秘めるストイックさと、画業にかける情熱を感じました。
福岡県にこのような思いでアートに携わり、また後進育成に努める方がいらっしゃることがとても誇らしく思います。
竹馬さんの今後の更なるご活躍を期待しています!!