萩焼の名陶・坂田泥華
坂田泥華について
まだ春も訪れたばかりで、寒暖の差が激しく、体調を崩されている方も多く目にしますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
花粉症の季節でもありますので、どうかお体にお気をつけください。
そんな気候にも負けず、八光堂博多本店は本日も元気に営業しております!
以前には、山口県の朝日新聞朝刊に八光堂博多本店と広島本店が掲載されました。
お陰様で反響もいただいておりまして、早速山口県の出張のご依頼をいただきました。
山口県は本州の玄関口であり、歴史ある県です。
内閣総理大臣を多く輩出しているそうで、確かに由緒あるお宅が多いように感じます。
海も山もあって、山口県への出張は仕事ながらもわくわくしてしまいます。
関門海峡を渡る時も景色がとても綺麗で、いつも「めかりPA」でコーヒーを買うようにしています。
山口県はやはり萩焼が有名であり、三輪休雪など世界に誇る名陶が数多くございます。
今回はその中から、「坂田泥華」に関してお話させていただきます。
萩焼の名家・坂田家
坂田家は現代まで続いた萩焼の名家で、山口県でのお茶道具をご依頼いただくと多くの割合でご愛用されていました。それだけ多くの方に愛された偉大な茶陶だと伺い知ることができます。
13代坂田泥華は井戸茶碗に魅せられ「泥華井戸」と呼ばれています。
その様相は萩茶碗の特徴である、荒い土質とは対照的な柔らかく温かい色味で包みこんだようで惚れ惚れとしてしまいます。絵付けも施さず土本来の味に、人柄が映し出されているようで飽きのこない素晴らしい作品ばかりです。
私は先日、坂田泥華の作品のひとつ「萩菊香炉」を買取させていただきました。
こちらはまた少し赴きが違った香炉で、見事な曲線と緻密な造りにうっとりしてしまいました。
手に吸い付くような滑らかな質感で匠の技を再認識させられました。
さいごに
坂田泥華のような有名作家の作品を、是非とも私達の手で次の世代に引き継いでいきたいと思います。
ご売却をお考えの際は古美術八光堂をご利用ください!
皆様からのお問い合わせ、お待ちしております!