骨董品は平和の象徴
骨董品って実は平和の象徴?
皆様こんにちは!八光堂博多本店の松尾です。
春らしい暖かい日が続きますが、時には雨が続く春雨の時期になってきましたね。
雨に濡れないようカップル達はひとつ傘の下、手をつないで歩きますよね。通勤で博多駅を利用していますが、そういうカップルがよく目につきます。
福岡は女性のほうが多いと聞きますが、どうして私はこのような思いをしているのでしょうか。なぜ松尾の隣は空いているのか。別にうらやましくはないです。
春よ、来い。
さて今回は骨董品についてお話したいと思います。
冒頭では少しやさぐれてしまいましたが、骨董品って実は平和の象徴なのです!愛です!
皆様、骨董品・美術品ってなぜ価値があるのかをお考えになったことはございますか。
もちろん一言では説明できませんが、その要因の一つに「平和か否か」ということが挙げられます。
まずは骨董品の歴史からご説明します。
骨董品の歴史
骨董品収集が庶民にも広がったのが江戸時代と言われています。
江戸以前の茶道具や中国美術など、美術品の完成度が非常に高いものが存在していたことで、それをひそかに集める大名が現れました。
大名達はこれを秘蔵としていたそうですが、他人のコレクションも気になるのが人の性です。次第に大名間の取引を仲介する存在として、骨董屋が誕生しました。
そして骨董収集という文化は庶民にも浸透、幅広く根付きました。
ちなみに贋作がたくさん出回るようになったのもこの頃だと言われています。
なぜ江戸時代?
ここでポイントになるのが、なぜ江戸時代からなのかです。
中国との交流は記録に残っているだけでも1000年以上前からありますし、日本にだって平安時代の国風文化に基づいた美術品があったはずです。
ではなぜか。それはズバリ、江戸時代まで争いが絶えなかったからです。
日本は第二次世界大戦以降、戦争の当事国となっていないので、イメージしにくいですが、生きるか死ぬかのときに骨董品を集めようとは思わないですよね。特に一般庶民はなおさらです。
平和だからこそ、人々は芸術に目を向け、愛でることができるのです。
さいごに
心の余裕、ゆとりから愛でられるようになり、そして多くの人に愛でられるものに価値がついてくるのです。言うなれば、私達鑑定士は愛の伝道師といったところです。
皆様がお持ちの骨董品(=愛)を次の方にお渡ししませんか?
愛の伝道師・八光堂鑑定士が責任を持って、引き継がせていただきます。
みなさまからのお問い合わせお待ちしております。