ピカソ ~大人になっても芸術家~
ピカソ時代区分
大きく分けて10の時代に分けられると言われています。
まず1900年代初頭の青の時代、親友が自殺して精神的ショックを受け、青い顔料を使った作品が多い。これはピカソについて触れるときよく聞くのではないでしょうか。
そしてバラ色の時代、アフリカ彫刻の時代(この時代にキュビスムの概念が生まれたと言われています)。
ここから本格的にキュビスムの時代に入ります。セザンヌ的キュビスム、分析的キュビスム、総合的キュビスム(ロココ的キュビスムとも言われます)と続いていきます。
新古典主義の時代、シュルレアリスム(超現実主義)の時代。そして最も耳にしますが、1930年後半頃からゲルニカの時代に入ります。この時代にナチス・ドイツがスペインのゲルニカを爆撃したことを非難するピカソの大作「ゲルニカ」や「泣く女」などが描かれます。そして多様な画材でカラフルな絵を描いた晩年の時代へと続いていきます。
ピカソがつくるもの
さいごに
最後にピカソの名言を一つ紹介します。
“子供は誰でも芸術家だ 問題は大人になっても 芸術家でいられるかどうかだ”
ピカソの作品は頻繁に出てくるものではありませんが、気になるものがあればぜひ八光堂にご相談下さい。