【広島店:時計買取】ジャガー・ルクルト
精密機器とマニュファクチュール
時計制作の過程で大きく二つに分類できます。それが、マニュファクチュールとエタブリスールになります。
一見小難しい名称ですが、マニュファクチュールは自社一貫製造といった意味で、ムーブメント(駆動部分)もデザイン(外装)も時計すべてを自社で一貫して製造しています。
対するエタブリスールは、部品を他社から取り寄せて時計を制作するスタイルです。
マニュファクチュアールはそのひとつひとつを製造するため、必然と高額になってしまいますが、エタブリスールは部品を取り寄せる分コスト削減ができ、価格も抑えることができます。
よくみなさんも耳にされるパテック・フィリップやヴァシュロン・コンスタンタンなどは、マニュファクチュアールの最高峰でもありますね。
そんなマニュファクチュアールのブランドのひとつでもあるジャガー・ルクルトは、1000種類以上のムーブメントを開発したと言われており、その技術力は当時世界で最も正確な測定器・ミリオノメーターを発明したり、世界で最も薄いムーブメント・キャリバー145など数多くの新しいシステムを生み出していきます。ジャガー・ルクルトはこの技術力で世界に名を馳せていきます。
永久機関 アトモス時計
駆動システムの精密差でおなじみジャガー・ルクルトのですが、中でも個人的にはアトモス時計に惹かれます。機械好き、ギミック好きなら誰もが興味を持つのではないでしょうか。
アトモス時計は内部のカプセルにガスが充填されており、気温の変化により伸縮と膨張を動力としてチェーンを動かして稼働しています。気温の変化により動力を得るアトモス時計ですが、なんと1℃の変化により48時間分のエネルギーを蓄えることが出来るようで、理論上では半永久的に動き続けるとしています。この駆動システムはジャガール・ルクルトだからこその技術ですね。
このように非常に精密な時計ですので、振動や衝撃を与えないように、移動時には振り子をロックするなど注意してくださいね。
さいごに