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Posts by 中村 良
日本画家・小林古径。描線の美しさを生涯のテーマに
小林古径(こばやし・こけい)は大正、昭和期に活躍した日本画家です。歴史画・風俗画を得意とし、特に女性美を描いた作品を多く残しています。 常に日本画の進むべき道を模索しつづけ、大和絵と歴史風俗画・西洋画・東洋画などの様々な研究から新古典的日本画を確立し、近代日本画の水準を高めました。 日本画の命は描線にあると考え、美しい線にこだわりぬいた小林古径。この...
2021年08月31日
モーゼルのボヘミアングラスとは?歴史や魅力、代表作をご紹介
チェコの伝統工芸のひとつ、ボヘミアンガラス。その最高峰として名高いのが、1857年に創業されたガラス工房・モーゼルです。クリスタルガラスではなくカリグラスを原料としたモーゼルのガラス製品は、高い透明度と繊細で美しい紋様が特徴。モーゼルのガラス作品は、ヨーロッパの王室御用達ブランドとしても知られ、今日も世界中で愛されています。この記事では、そんなモーゼルの歴史...
2021年07月30日
生前整理でやることは多い!上手く進めるためのポイントを解説
体が健康で元気があるうちに身辺や財産などを自分で整理しておく「生前整理」を始める人が増えています。生前整理をしておけば、自分の死後、遺品整理や相続や手続きなどがスムーズになり、残された家族の負担を軽減できます。今回は生前整理ではどのようなことをするのか、上手に行うためのポイントなどをご紹介します。 生前整理とは?生前整理の概要をご紹介。...
2021年04月30日
近代洋画界の重鎮、西洋画家・小磯良平。作品・代表作の特長や評価
近代洋画界に大きな功績を残した洋画家・小磯良平。若くして才覚を現し、フランス滞在や従軍画家を経験したのち、後進の育成にも尽力しました。1992年には故郷の兵庫に神戸市立小磯記念美術館が開館し、今でも多くのファンを魅了し続けています。 この記事では、そんな小磯良平の生い立ちや作品の特長・評価などについてご紹介します。 近代洋画界の巨匠、小磯良平の生い立ち...
2021年03月24日
芸術的な磁器人形で知られる「リヤドロ」。その歴史と作品の価値とは
リヤドロは、スペインの東部バレンシア州アルマセラ発祥の磁器メーカー。ポーセリンアートと呼ばれる精巧なつくりの美しい磁器人形(フィギュリン、フィギュア)で知られており、現在でも世界中で愛されています。 この記事では、そんなリヤドロの歴史や作品の特長・評価などについてご紹介します。 リヤドロの歴史と生い立ち ▲リヤドロの発祥の地、スペイン・バレンシアの街並...
2021年02月24日
【大丸梅田店:陶器買取】富本憲吉 飾皿
「近代陶芸の父」と聞いて皆さんは誰を思い浮かべますか? その中に必ず含まれるであろう陶芸作家は、人間国宝(重要無形文化財保持者)の富本憲吉でしょう。 そんな富本憲吉の代名詞と言えば、色絵磁器。 真っ白な白磁に綺麗に彩られた色絵具はとても美しいですよね。 今回は人間国宝であり、陶芸家の 「富本憲吉」 にスポットを当ててご紹介させていただきます。富本...
2020年07月04日
【出張買取:絵画買取】藤井勉 油彩
静かで透明感があり、詩的でもある画風。 一見、写真かのように見えてしまう少女の姿。 今回は、その目で一目見たら二度と忘れられない細密人物画が特徴の現代日本洋画家 「藤井勉」 についてご紹介させていただきます。藤井勉が描く作品は、写実画にあたります。 写実とは「現実的な主題をありのままに描くこと。あるいは対象を細部まで正確に描く手法」です。 写実画...
2020年05月29日
【大阪本店:掛軸買取】山口蓬春 掛軸
皆様、NHK連続テレビ小説「なつぞら」はご覧になられていましたか? ドラマでは主人公が成長をしていく舞台として北海道の広大な原野が描かれていましたね。 今回のブログでは、北海道出身であり、独自の感性や飽くなき探究心を持った日本画家「山口 蓬春」をご紹介します。山口蓬春(やまぐち ほうしゅん)は、大正4年に東京美術学校(現・東京藝術大学)へ入学し、当初は西...
2020年05月22日
【大阪本店:ブロンズ・彫刻買取】富永直樹 ブロンズ像
街中で見かけたり、旅先の駅前でもお迎えしてくれるブロンズ像。 実はこの方が作った作品かもしれません。 今回は、彫刻家「富永直樹」についてご紹介します。富永直樹は1913年長崎県長崎市に生まれました。中学校在学時彫刻に興味を持ち、1933年に東京美術学校彫刻科塑造部(現在の東京藝術大学美術学部)に進学します。入学後は「平和祈念象(長崎県)」などで知られる北...
2020年01月31日
【大阪本店:茶道具買取】宮崎寒雉 茶釜
茶道の基本道具のひとつである茶釜。 その名の通り、お茶に使うお湯を沸かすために使用する釜です。 見た目にも種類が様々で、数多くの名品が釜師と呼ばれる鋳物師の職人たちによって生み出されてきました。 室町時代の末期には釜の製作を生業とする職人が生まれたとされており、有名な釜師は代々子孫がその名を受け継ぐことにより現代まで続いています。 今日はその釜師のひ...
2020年01月10日