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日本画
美人画の名手・鏑木清方。名画築地明石町含む三部作は5億4000万円の評価に
鏑木清方は、明治から昭和にかけて活躍した日本画家であり、1972年に93歳で亡くなるまで80年もの間描き続けた美人画の名手です。上村松園と並び称される美人画の大家で「最後の浮世絵師」とも呼ばれています。 風俗画も多く発表し、市井の人々の共感を得るようなどこか懐かしい作品を手掛けました。また挿絵画家として画業をスタートしたこともあり、泉鏡花や尾崎紅葉など...
2021年02月24日
新版画の旗手・川瀬巴水の作品は、北斎・広重と並び海外で大人気
川瀬巴水(かわせはすい)は、新版画の代表作家のひとりです。40年にわたり日本全国を旅し、木版画の風景画を600点以上制作しました。日本の原風景を叙情豊かに、木版画とは思えないほどリアルで色鮮やかに表現し、「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと称されています。 アメリカの鑑定家ロバート・ミューラーの紹介により欧米でも大変人気が高く、葛飾北斎・歌川広重...
2021年02月24日
絵画も残した文豪・武者小路実篤。作品は小説同様、人間讃歌に溢れる
文豪・武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)。「白樺派」の小説家として、あるいは理想郷の実現を目指した「新しい村」の建設として有名ですが、美術にも強い関心を持っていました。ロダン、ルノワール、ゴッホ、セザンヌなど、当時の西洋美術を日本に紹介し、美術に関する著作も多数あります。 さらに40歳を超えて実篤は自ら絵筆を取り、数々の絵画を発表していきます。画家...
2021年02月24日
日本を代表する画家・東山魁夷とは。生命への感謝と祈りを風景画に込める
東山魁夷(ひがしやまかいい)は、日本の風景画で有名な昭和を代表する画家です。透明感のある淡い色合いや、「東山ブルー」とも呼ばれる青や緑を印象的に使って描かれた風景画は、見る人の心を揺さぶり、自然への畏敬の念を感じさせます。 作品への評価は高く、宮内庁からの依頼で皇居の壁画を数回にわたり手掛け、また唐招提寺の障壁画の制作にも関わるなど、数々の功績を残して...
2021年01月29日